我こそは、邪神の血肉より生まれし混沌なり!!
効果
邪闘シス |
OR 闇文明 コスト6 |
クリーチャー:アビスキマイラ 9000 |
アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-∞する。 |
このクリーチャーが攻撃する時、アビス・W・メクレイド5してもよい。(アビス・W・メクレイド5:自分の山札の上から6枚を見る。その中から、コスト5以下のアビスを2枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く) |
概要
『アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武』に登場するクリーチャーで、同パックの目玉となるオーバーレアの1枚。
新種族の『アビスキマイラ』だが、アビスドラゴンと同様に基本はアビスロイヤルでの運用となる。
コスト6と大型であるがアビスベル=ジャシン帝等、このクリーチャーの展開を補助する手段には恵まれている。
まずインパクトの強い登場時効果。
なんとパワーマイナス∞という出鱈目な数値であり、∞龍ゲンムエンペラーすら消滅可能。
対象は1体のみではあるが、ディスペクターやジャシン帝の様な破壊耐性持ちも確実に葬れ、インフェルノ・サインやデス・ザ・チョイスで相手ターンに出せれば心強い。
そして最大の特徴である新効果、『アビス・W・メクレイド』。
通常のメクレイドはデッキトップから3枚を確認するが、こちらは6枚確認して、そこから2枚までコスト5以下のアビスを使える。「コスト5以下」というと、メクレイド以前のアビスの大半が該当し、ジャシン帝も問題なく展開可能。
特にコストも条件も無く、攻撃するだけで誘発するのも優秀な点。
アビスには強力な登場時効果も多く、アビスのツインパクトも使い勝手の良いカードが増えている。
何より1度に2枚もアビスを出せるので、邪龍ジャブラッドのような、複数のアビスを並べる事に意義のあるカードとのシナジーも期待できる。
このカードのコストは6なので、漆黒の深淵ジャシン帝に対応しているのも無視できない。
墓地肥やしとメクレイド、どちらとも噛み合っているノラディ:ド:スルーザと相性が良く、序盤から場を制圧できる。
地味にアビスラッシュを持っている。
ジャシン帝が存在しない状況下でも、マナさえあれば即座にメクレイドを打てる為、窮地を脱する一手になるかもしれない。
背景ストーリー
ノワールアビスの集合体で、他のアビスロイヤルよりもクトゥルフ感が強くなっている。
深淵に落ちたゴルファンタジスタの対戦相手にジャシン帝が用意したらしく、深淵に作られたスタジアムで対決する。
触れたものを無限の深淵に引きずりこめ、ゴルファンタジスタの左腕を消滅させる程強力。
しかしクラブに込められた妖精達の祈りにより、最終的的に敗北する。
活躍
『デュエル・マスターズWIN決闘学園編』にて登場した、ウィンの新たな切り札。
文化祭の出し物にお化け屋敷を考えたウィンが、邪神くんが生み出したノワールアビスを利用しようと提案。
そのノワールアビス確保の為に住処を訪れた先にいたのがシスであり、ノワールアビスの1体が破壊と再生を繰り返す事で、何世代も先の進化を遂げて誕生したクリーチャー。
モブのノワールアビスからガ:ナテハ、ラーテ:ガ:フヨーキを創造する等、あまりにもヤバい力にブック=ラギルップ、フォーク=フォックは困惑するも、邪神くんは構わず配下として現実世界に連れ出した。
デュエルではVS越智武者士戦でウィンが使用。
インフェルノ・サインから墓地より登場し、ボルシャック・大和・ドラゴン「開眼」をパワー−∞で破壊。
そしてアビス・W・メクレイドでジャシン帝とジャブラッドを出し、守りを固めつた次のウィンのターンでフィニッシャーとなった。
この回はウィンの顔芸もあって、かなり邪悪な雰囲気が出ていたが、新規サムライの販促の都合により、『今日のカード』には選ばれなかった。
余談
シークレット版の元ネタは東洲斎写楽の「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」。
地味にアビスの世界の絵画シリーズで、日本の絵画はこのシスが初めてとなる。