異次元列車(ウルトラ怪獣擬人化計画)
ぎじんかいじげんれっしゃ
概要
ウルトラ怪獣擬人化にてデザインされた異次元列車の擬人化キャラクター。
デザインを手がけたのは、今泉昭彦氏。
怪獣ではない異次元列車が抜擢されたのは、JR東日本山手線にて、ウルトラマンとのコラボスタンプラリーが開催されることを記念したもの(要するに鉄道繋がり)だと思われる。
殆ど原型をとどめておらず、真っ赤なスーパーロボットのような外観にされてしまっているが、赤い塗装は劇中でロマンスカーの形をしていたことを意識してのことだと解釈することもできる(後に導入された10000形 HiSEは赤い塗装が施されているほか、2018年登場の70000形GSEは見た目ほぼオレンジ一色である)。
ここまで大きくデザインが変えられたのは、おそらく元の異次元列車自体が外見は何の変哲もないただの小田急3100形であり(実際、プロップは第10話などで使われた普通の小田急3100形のミニチュアを流用している)、そのまま擬人化すると単なる列車の擬人化になってしまう為、他のキャラ達と並んでも浮いてしまわないように調整された結果と思われる。
ちなみに、原画展第2弾のPVでは、元になったウルトラ怪獣の写真が鳴き声と共に表示されるという演出があったが、異次元列車はそもそも怪獣ではないため鳴き声が存在せず、代わりに原作エピソードの中心人物である沢村正吉の「あけてくれ!」という声が使用されるという苦肉の策がとられた。
また、怪獣大図鑑Vol.2に収録された際には、別名が「???」となっており、最後のページに収録されるという措置が取られた。やっぱり怪獣じゃないからなのか…。
ちなみに、公式HPでも同期のペギラが割と早い段階で紹介されていたのに対し、異次元列車はそれから3か月以上も後になってから追加とかなり遅れていた(これに対し、デザインを手がけた今泉氏も追加されないことを心配するツイートを残している)。