概説
携行用の保冷装置の一種で、箱を外面と内面の二重構造にし蓋の内部に断熱材を仕込むことで、要冷蔵品の常温化を遅らせる。
耐水性で水を張れる構造のものが多く、中を冷水や砕氷で満たしてより長期冷蔵出来るようになっている。
多くのものはプラスチック製で、蓋に断熱材としてウレタンや発泡スチロールを使用。
外気を遮断するために、蓋にはパッキンと密閉用の開閉金具が取り付けられている場合が多い。
用途
主に生鮮品や飲料などの要冷蔵品や氷などの要冷凍品の保冷状態での運搬、釣りなどで獲った魚介類の保存などに用いられる。
ホームセンターにある断熱性のレジャーシート、スプレーウレタン、防水テープを利用することで簡単に改造する事も可能であるが、事前によく構造や注意事項などを調べ自己責任のもとで行う事が望ましい。