概要
『終末のワルキューレ』におけるギリシャ神話の太陽神・アポロン。神VS人類最終闘争(ラグナロク)において神側の闘士として選ばれ、第九回戦にてレオニダス王と激突する。
人物
外見はファッションモデルのような格好をした美青年であり、そんな容姿も相まってか性格はその美貌を主義とするナルシストであり、その圧倒的な美と強さから女神たちを中心に広く多くの神から愛されており、ゼウスたちが自身の元に来たときもニンフたちと共に湯に浸かっていた。
同じオリンポス十二神で兄弟であるアレスのことを「神友」と言い、ゼウス達と共に自身の元に来た際には、自分に会いに来てくれた事を喜び一緒に湯に浸かろうと誘っていた。だが当のアレスからは「あのキラキラナルシスト野郎が大嫌い」と、会いに行くだけで憂鬱になる程敬遠されている。父ゼウスからも「よくわからんふざけた奴」だと称されているが、強さに関しては「強い」と断言されている。
本人はラグナロクにあまり興味が無いのか、自分の出番を聞かされた際は「まだやってたんだアレ」と言っている。また、既に出場した叔父達や義弟、の訃報には「彼らの美しい散り様を見れなかったのは残念だ」と語り、アレスから「悲しいとは思わんのか」と問われると、「魂を焦がして戦ったのは最高に美しいことであり、負けても悲しむ必要はない」という持論を説いている。
そしてニンフ達から自分の美しく輝くところが見たいと言われたことで9回戦の出場を決めた。だがゼウス達が来てからずっと全裸であったので、アレスからは「まずは前を隠せ」と言われた。
第九回戦でレオニダスが「fight」の合図と同時に自身に奇襲攻撃を仕掛けたことに対しては、「美しくない」と言い放っている。
レオニダスとの因縁
レオニダスとの因縁について本人は覚えていないが、恐らくレオニダスが史実でテルモピュライの戦いへ出撃する際のデルフォイの神託が発端となっていると思われる。
戦闘スタイル
神器の名は「アルテミスの糸」。千変万化の摩訶不思議な神器であり、時に天上の調べを奏でる竪琴となり、巨神の棍棒を防ぐ盾となり、巨岩を貫く光の矢になるという、時によって姿を変える物の様。
武器はガントレットの形をしており、先端から糸のような物が出ている(この糸はアポロン自身が光エネルギーで生み出している)。糸自体で防御することもでき、糸を使って新たな武器を生成することも可能。作中では糸を使い光輝きし竪琴(ポイボス・ライアー)というガントレットを生成した(恐らくこれ以外にも種類はあると思われる)。
登場時の謳い文句
なぜこの神は
かくも眩き光を放つのか?
なぜ神々は
かくもこの神を愛すのか?
伝説の大蛇ピュトンを射殺した
銀の弓矢ゆえか?
竪琴を奏で生み出す
妙なる調べゆえか?
否 否! 否!!
その圧倒的な
美と強さゆえに!!
天を遍く照らすこの美しき太陽神を
神と人はこう呼び称える
『ポイボス』
ア ポ ロ ン