概要
『ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム』に登場する魔物の一体。
瘴気の沼から目玉の付いた手が5本、という非常に不気味な姿をしており、しかもその見た目でリンクの全速ダッシュより高速で移動する。
平時はフィールド各所の地中に息を潜めているが、リンクが縄張りに踏み込むと空を赤く染め上げながら姿を表し、瘴気の沼ごと猛スピードでリンクを追跡、掴み上げて瘴気で体力を削り取り、振りほどかなければそのままゲームオーバー。
逃げ切ることなく倒した場合はファントムガノンとしての本性を表し、1対1での決闘となるわけだが、そちらはモーションが読みやすくアクションにある程度慣れていれば苦もなく撃破できるので、外見的なインパクトも合わせ「瘴気魔の方が怖い」というプレイヤーが多い。
攻撃力はあくまでも瘴気のよるものであるため実質的な攻撃速度は非常に遅く、縄張りも狭いため捉えられたとしても振りほどきながら逃げ続ければ軽傷で逃げ切ることが可能である。高所や水中には手出しが出来ないので、そうした安全地帯に対比するのも有効。
木の実やチュチュゼリーによる状態異常もそれなりに効果があり、出現を確認したらすかさず投げつけて足止めすれば無傷で逃げることもできる。
完全に振り切ってしまうか、安全地帯に退避後時間経過で「闇の塊」を残して消失する。
撃破を狙う場合は1本でも腕が残っていれば時間経過で復活してしまうため、5本に満遍なくダメージを与え、いざ倒す際には立て続けにトドメを刺さなければならない点に注意が必要。
また近寄ると掴み上げられて手も足も出なくなるので近接戦はほぼ不可能であり、飛び道具での対処が基本となる。
体力は比較的多めなので強力な弓もほしいところ。
無数の手と手の中心にある目玉というシンプルながら不気味な外見、こちらを見つけた際の恐ろしい声、不気味なBGM、異様な強さと比較的ホラー要素が多い。
居場所は固定ではある反面、その場所にかなり近づかないと存在の予兆すらない。その上急に現れるため、よそ見していたら目の前にいて捕まった、逃げようとしてもリンクのダッシュより早いスピードでの追跡、序盤で出会おうものなら頑張りゲージがすぐに切れて即ゲームオーバー等々、今作における最大のみんなのトラウマ要因と化している。
こうした初見殺し要素に加え、撃破を狙う場合には素材による足止めやバクダンに頼ったハメ殺しという情け容赦のない全力攻撃を余儀なくされることから、経験豊富なプレイヤーでも苦手意識を持つものは多い。
攻略法
上述したように高速で距離を詰めてくるのでいかに足を止めるかが寛容である。
目玉に直撃させることで怯ませることが出来るので、全滅するまでひたすらにヘッドショットし続けるという戦術も理論上は可能だが、難易度は非常に高い。
そのためよほどエイムに自身がない限りは素材を活用する必要があり、各種木の実やチュチュゼリーによる凍結、電撃、炎上、目眩ましによる足止めを織り交ぜていく必要がある。
特に有効なのがバクダン花、もしくはゾナウギアの大砲による爆破攻撃。
まぁ爆発が有効ではない敵のほうが少ないわけだが、瘴気魔の場合は地面から生えている都合吹っ飛んで散らばってしまうということがないのでとりわけ有効なのだ。
爆風の効果範囲と炎上に寄る行動阻害により、上手く5本とも巻き込めればその場を一切動かすことなく完封することすら可能。
ちなみに突如現れる為に索敵が難しい敵ではあるが、瘴気魔自体はウツシエに反応しないのでセンサーでの回避が困難という問題もあったりする。
一応第二形態のファントムガノンはセンサーに登録可能であり、こちらを登録しておくことで瘴気魔をセンサーに捉えることも可能では有るが、瘴気魔を回避するために瘴気魔を倒さなければならないというジレンマである。
メインストーリー内でファントムガノンが直接登場する場面で撮影しておくか、ロベリーにルピーを払ってウツシエガチャでファントムガノンを引き当てれば瘴気魔を倒さずにファントムガノンを登録することは可能である。
まぁそれが実現できる段階になれば、装備も揃って瘴気魔から逃げ回る必要はなくなっているだろうが。
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ティアーズオブザキングダム ファントムガノン みんなのトラウマ
ガーディアン(BotW):前作序盤のトラウマ