それは暴力・悪知恵・蛮勇のトライフォースを有する、英傑という名の厄災にして主厄。
概要
あらゆる手段で『ブレスオブザワイルド』を遊び尽くすプレイヤーの俗称。
本作の物語におけるリンク(プレイヤー)に課せられたおおよその目標は、祠を攻略したり4体の神獣を解放したりして戦力を強化し、そしてハイラル城に巣食う厄災ガノンを倒してガノンを封印し続けているゼルダ姫を救い出すことである。
しかし今作は歴代でも特に死にやすい。チュートリアル中に2桁死ぬのはザラであり、場合によっては回生の祠を出た瞬間滑落死するプレイヤーすら存在している。
ある程度攻略が進んでも降雪地帯のライネルに一撃死させられたりと、とにかくすぐ死ぬ。
その為にプレイヤーは単純に突っ込むのではなく、普通に生活を営んでいる魔物にヘッドショットや放火で奇襲をかけ、雨であった場合は電撃の矢を打ち込む、夜であった場合は忍び寄って暗殺するなどの勇者らしからぬ戦いを強いられる。
武器も自然に落ちているものや宝箱から入手できるものだけでは圧倒的に数が足りないため、暗殺・破壊した敵から武器を強奪or眠っている敵から窃盗するなど、通常プレイの時点でかなり蛮族じみたプレイが必要不可欠である。所謂“蛮族リンク”である。
それと引き換えに今作は過去シリーズと比べても非常に自由度が高く、攻略にこれといった制約がないため、思いついたことはだいたい何でも出来る。
それこそダンジョンの仕掛けをガン無視して進むことも可能だし、物資の調達方法や敵の倒し方も自由自在。なんならラスダンに行けるようになった瞬間からゲームクリアしてしまうことも可能である(相当な難易度になるが)。
そんなフリーダムな環境に魅了され、蛮族からレベルアップし倫理やストーリーそっちのけで好き放題に駆け巡り、下手したら厄災ガノンよりもハイラルを荒らしまわる悪党または変態となり果てた危険人物——。
それが“厄災リンク”である。
生態
ハイラル各地でスタルキッドの如く自由奔放に活動しており、何をしても基本お咎めナシの高い自由度に順応しているが故、その行動パターンは第三者にはまず予測不能。
本作は過去の大厄災によって中枢であるハイラル王国が滅びているため、法制度はほぼ機能していない。そのため他のオープンワールドゲームと違い、衛兵などの治安部隊が追いかけてはこないし、蛮行の現場を誰かに見られても通報されたり賞金をかけられたりする事もない。
パンツ一丁や仮面ライダーのアレにしか見えない夜光マスク等、何かと奇抜な恰好をすることが多く、目に付くモノ全てに喧嘩を吹っ掛け、暴行、器物損壊、放火、虐殺、窃盗などを働く。
本作は自由度の高さが特長ゆえ、通常プレイにおいても上記のような悪行や遊びを多少はするだろう。
しかし、厄災リンクとなると特に意味もなくマモノを虐殺したり住民を攻撃したりと基本的に限度や見境がなくなる。ゲーム攻略を度外視しているので自傷行為も辞さない。
絵面がシュールになりやすいためバグを用いることもままある。時にはタイムアタックに貢献するバグを発見することも。
要するに当人が面白ければ何でもいいのである。勇者様の戦い方じゃない…
亜種として「厄災ゼルダ」も共存する。
主な悪行・奇行
ブレスオブザワイルド編 ~蛮勇のカースリンク~
「シーカーストーン」やマスターソードをはじめ、様々な厄災道具を使用して無意味にハイラルを荒らしまわる他、ゲームシステムに抗おうとするのも特徴。
そのため、花のカースガノンに怒られずに花を刈り取る、NPCとの会話中に溶岩に入る、強引にマスターソードを引き抜くなど、時には全力で任天堂の想定を超えようと様々な検証を行っている。
そのたゆまぬ努力の結果、「引き継ぎバグ」という技を利用して実機で没データを引き出すことに成功している。
(制作陣の名誉のため言っておくが、ブレスオブザワイルドはオープンワールドとしては非常にバグが少ないゲームである。バグ技が豊富なのは探すプレイヤーの多さに起因している)
- 見た目は過激だが、攻略の上でやる者もいる所業
- 神聖な泉の使いの龍を待ち伏せして角を剥ぎ取り金策する
- 目についたマモノは全て殺す
- 以下を赤き月の度に何度も何度も繰り返す
- ハイラル城に侵入し姫とガノンを無視し武器を奪って去る
- 武器を集めるために試練の相手である小型ガーディアンを破壊する
- 古代素材を集めるために古代武器片手にガーディアン狩りをする
- 宝石を集めるために巨岩砕き片手にイワロックを絶滅させる
- 攻略を無視して行う、明らかに度を越してやる所業
- 始まりの台地から老人を下界に落とす
- シーカータワーを起動させる前にシーカータワーが生えてくる場所を視察する
- 住民や旅人を脅迫、あるいは攻撃して逃げ惑わせる(反撃されることもある)
- 住民や旅人を誘拐し、マモノの群れに突っ込ませたり崖から突き落としたりする
- ストーカーや盗撮などのセクハラ行為
- マモノに旅人を襲わせてから始末してお礼を受け取る
- ビタロック+をかけた敵に連続攻撃を加え、ビタロックが解けた瞬間ビクンビクンしながら倒されるのを眺める
- 同様にマモノをゴルフやボウリングの球としてぶっ飛ばして遊ぶ
- ライネルやガーディアンの写し絵を見たがっているNPCの元に本物を連れて行く
- 寝ているマモノの武器をファイアロッドなどの敵同士でダメージを与えるものにすり替えておき、自分は防具で対策しておいて自滅する様を楽しむ
- マモノにあえて強力な武器を渡して、性能の高さを身を以て味わう
- ブラッディムーンを発生させようとあらゆる手段でゲームに負荷をかける
- リモコンバクダンで自分を吹き飛ばし、デスマウンテンなどの山岳から高速で転がり落ちる(通称「転がリンク」)
- マモノだけでなく動物すらも鏖殺、さらにバクダン等で環境破壊も行う
- 遥か上空を飛ぶ神獣ヴァ・メドーや上昇していく竜を追いかける
- それに飽きたら上空から火のついた焚火を大量に落とす
- 魚がいる水中にリモコンバクダンや電気系装備をぶち込み、大量の魚が浮かび上がるのを眺めるだけで獲らない
- スタル系のマモノの頭部だけ残して地面に並べる
- 迷いの森のマップにスタンプを置きまくり迷えない森とする
- スタルヒノックスの目玉を奪って逃走し、モルドラジークに食わせようとするなどして嬲る
- 同様に他のマモノや爆弾樽を食わせる
- ガーディアンの足を切って動けなくし、町や馬宿に連れ込んで住民が怯えるのを眺める
- ガーディアンのビームで肉が焼けるので肉焼き機として連れて行く。
- 雑魚敵を凍らせる等して運び、町や馬宿に放りこんで住民の反応を見る
- 放火や爆撃などして被害者の反応を見る
- ゾーラの里やゲルドの街のNPCをデスマウンテンの火口に落とす
- ヒロ・ヒラの祠周辺に巣食う花を踏むとキレるNPC(通称「花のカースガノン」)に花を踏ませたりどうにかして花を焼き払おうとする
- その他NPCの所有品や大切なものの破壊や焼失を試み、妨害されるとNPCを攻撃する
- 飼育されているコッコを勝手に持ち出し、敵と戦わせる
- ライネルやヒノックス、ガーディアンなどの強敵を集めてバトルロイヤルを開催する
- 果てしなく広がる平原を焼き尽くす
- 男子禁制の街に男性のNPCを押し込む
- 旅人が連れている馬を沼に沈めた上、奪い取って自分の持ち馬にしてしまう
- 馬神マーロンの反応を見たいがために持ち馬を様々な方法で殺害する
- 目的外の対象も馬やバイクで轢殺するなど容赦しない
- 無限に落ち続ける祠の外部に現実の20000時間リンクを落下させ続ける
等々、挙げたらキリがない数々の奇行を繰り返す。
……こうして遊んでいる間もハイラル城ではゼルダがたった一人でガノンを必死に抑え続けているのだが、前述のとおり攻略は度外視しているので基本的にスルーである。
厄災道具
- コログのうちわ
木を切り倒すとたまに出てくる両手武器。コログの森に落ちているのでそちらでも回収できる。
武器といってもデカい葉っぱなので攻撃力は最低レベルだが、振ると正面に突風が発生する。
その突風は中々の勢いで、ボコブリンやリザルフォス程度の魔物なら簡単に吹き飛ばせる。
これで敵をどこまでも運んでいって遊びに使うのが基本。あるいはその攻撃力の低さを逆手にとり、マモノをなるべく傷つけずに殴るためにも使われることも。
なお、通常プレイでも相手にしたくない敵を崖や水に落として倒したり、(スタルヒノックスを除く)スタル系のマモノを簡単にバラせるので有用。
- ボヨーンハンマー
魔物グッズ販売店を営むキルトンからマモと引き換えに調達出来るネタ武器。
バネの力を利用し、殴った魔物を通常の武器より手軽に大きく跳ね飛ばす。その反面、武器としての威力は木の枝にすら劣る「1」。
性質的にはコログのうちわと同じ。片手武器であるため隙が少ない反面、直接殴るので耐久値は消費する。耐久値は最高クラスだが、遊びに熱中しているとあっという間に壊れてしまったり。
最近では「耐久移植バグ」でこの武器の高い耐久力を他の武器へ移植できるようになり、移植元としての需要が激増した。
- マモノマスク/ムジュラの仮面
マモノマスクはキルトンお手製の、魔物を模した変装マスク。特定の種類の魔物にのみ効果を発揮するものが複数種類揃っており、装備すれば攻撃しない限り対応する魔物に敵対されなくなる。(ライネルのみしばらくすると気づかれる)
ムジュラの仮面はDLC装備で、ライネル・ボコブリン・モリブリン・リザルフォスとそのスタル系全てに一括で効果を発揮する。
マモノの虐殺や運搬に使いやすいため、多くの厄災リンクに愛されている。
- オクタ風船
オクタロック系の魔物(森オクタ、水オクタ、岩オクタなど)を倒して得られる浮袋。強力な浮力を生むことができ、様々なオブジェクトにくっ付けて浮かせる事ができる。バクダン樽を浮かせてコログのうちわ等で飛ばし風船爆弾にするのも一興。
厄災的には、鉄箱や大岩といった大きなオブジェクトや、マモノや馬といった生き物を高い場所へ持っていきたいときに利用できる。丸太など細長い物体を立たせるのにも使える。
- シーカーストーン
- 摩訶不思議な機能でリンクをサポートするアイテムである。もちろん厄災リンクの悪行もサポート。基本機能の解説はシーカーストーンの記事に任せ、ここでは厄災的使用法を簡単に解説する。
- アイスメーカー:氷が生えている間に空中で弓を構えると、氷の上に乗っていたものが真上にカッ飛んでいくバグがある(真横に出した場合は真横に吹っ飛ぶ)。ガーディアンにも有効なので、この技で空高く打ち上げて楽しむことができる。
- ガーディアンの真下に氷を生やすと傾くなど、アイスメーカー自体の挙動もバグりがち。
- マグネキャッチ:トロッコなどの金属でできたオブジェクトを運ぶのに必須の存在。詳しくは後述。
- ビタロック:鉄箱などを持ってきて敵や爆弾樽などに撃ち込む。
- 木などある程度サイズのあるものをビタロックして衝撃力を加え、リンクがそれにしがみつくことで桃白白ごっこができる。主にフィールドの移動や祠の別解攻略などに利用。これでマモノの群れに突っ込んでカチコミをかけるといったネタプレイも可能だ。
- 凍らせた敵に対し鉄箱などを至近距離で射出すると高速でカッ飛んでいくので、マモノゴルフを楽しむこともできる。
- ビタロック+に強化されていれば敵を嬲り殺しにできるほか、リンクを見失わせることで遊びの下準備をしやすくすることも可能。
- またガーディアンに「ウルボザの怒り」を当ててからビタロック+をかけると、こちらから攻撃しない限り戦意喪失し、さらにビタロックをかけた位置から動こうとしなくなるというバグがある。しかもどれだけ離れても消えずに描画され続けるため、ガーディアンを運ぶ際には重宝する。
- リモコンバクダン:2つのバクダンを組み合わせて高速飛行するバグ技「ウィンドボム」が代表的。移動スピードは他のバグに劣るが、よほどの閉所でない限りどんな状況でも使用できるのが強み。またバクダンの上に鉄扉を乗せ、半分貫通しているバクダンを持つと鉄扉ごとリンクが上空へ吹っ飛ばされる。
- ライネルを効率よく運べる唯一の手段でもある(バクダンを見ると飛び退く習性を利用して誘導できる)。バクダンとライネルの間に障害物を置いておけばワープでの逃走も防止できる。
- 遠隔起爆やビタロックの射出方向調整など、通常の使用法もよく用いられる。
- ウツシエ:自撮りモード中に左スティックを倒すといろんなポーズが取れるため、これを利用してパイタッチなどを行う。
- また、ガーディアンがリンクを発見していない状態でカメラだけガーディアンに見えるようにすると、なぜかガーディアンがカメラに向けてビームを放つバグがある。これを使ってマモノにビーム攻撃することも可能。
- ボコブリンのケツドアップなどシュールで面白い画を撮ったり、シーカーセンサーで遊びに使う特定のものを探したりなど本来の使い方もする。
- 望遠鏡:吹き飛ばしたマモノなどの観察に使用。また、アングルを調整することでノーモーションワープが可能。
- amiibo:厄災行為によく使用される鉄箱や宝箱を召喚できる便利な機能。
- マスターバイク零式:DLC追加機能。
- アイスメーカー:氷が生えている間に空中で弓を構えると、氷の上に乗っていたものが真上にカッ飛んでいくバグがある(真横に出した場合は真横に吹っ飛ぶ)。ガーディアンにも有効なので、この技で空高く打ち上げて楽しむことができる。
- 金属塊
世界中に点在しているオブジェクトで、マグネキャッチで振り回して魔物にぶつけることで凶悪な質量兵器と化す。
ドアや棒、ジャガイモ型の他、金属の宝箱、破壊するとアイテムが出てくるひしゃげた箱型、真四角で大型のブロック型(、ハイラル城の本棚)など種類は意外に豊富。最も重量があるブロック型は、当たり方次第では強敵の白銀モリブリンでも一撃で沈むほどの威力を発揮する。
この攻撃性能を生かして敵を蹂躙したり、イーガ団が変装を解いた瞬間に鉄箱で轢殺されるなどのネタができる。
自在に動かせる障害物という点を活かし、鉄箱を大量に用意してマモノ達をその中に閉じ込めたり、鉄箱でアートを作ったりもできる。
マグネキャッチした金属塊を他のオブジェクトにくっつけるとそのオブジェクトが大幅に軽くなる仕様があり、これを利用すると重いガーディアンを簡単に運搬できる。
箱型をビタロックして自分にぶつけると壁抜けするので、これで通常は行けないスペースに潜り込むことが可能。
- トロッコ
鉄製の小さいトロッコ。本来は溶岩上に敷かれたレールを移動するためのもの。
しかしこのトロッコ、なにかを載せてその上に乗っていればトロッコにマグネキャッチができてしまうというバグがある。(本来は間接的であっても上に乗っているとマグネキャッチできない)
これにより自由自在に空中を浮遊できる「フライシップ」という技が誕生。スピードの高さ、そして姿勢が安定すれば無操作で前進し続ける(=放置できる)という利便性から移動手段として幅広く利用されている。
(バグとして見つかった技だが、実は開発が意図的に残した仕様である。詳しくはフライシップの項へ)
実は宝箱にいたっては端に乗っていればマグネキャッチ可能だったりする(「宝箱シップ」、ただし安定性はすこぶる悪い)。
複数のバグ技を組み合わせた「ライネルシップ」も開発されている。
最近はよりお手軽に空中を高速移動できるバグ「BLSS」に立場を奪われがちだが、水平にしか動けないBLSSに対してフライシップは垂直上昇も可能である点は大きな強みといえる。
- イカダ
ハイラル各地に点在しているマスト付きイカダ。
本来はコログのうちわで煽いで動かすものであるが、鉄製のものをマグネキャッチしてマストの棒に押し付けると地上でも進めるほどの高い推進力を発揮する。頑張れば登山も可能。
(ちなみにこの技も開発段階で見つかっていたが、面白いので残したらしい。)
ガーディアンを載せると空飛ぶ戦車になる(脚を切ると安定する)。「こんなもん(脚)より、俺は空がいいぜ」
今作では数多の騎士の中から選び抜かれた者にのみ与えられる『退魔の剣』もとい『回生のマスターソード』の異名を持つ神聖な一品。
体力がMAXだとビームを撃つことができるマスターソード限定の仕様があり、このビームは斬撃属性なので広範囲に草を刈ることができる。見栄えをよくするために有用。
ガノンの魔力を帯びた場所や敵と相対すると覚醒して性能がハネ上がるが、平時は攻撃30耐久40という、通常ドロップの剣より低い性能(覚醒しても攻撃60という数値は正直微妙)。ただ厄災の場合は強力な装備を所持していないケースがあるため、高火力武器という本来の用途でも使われる。
マスターソードそのものではなく、マスターソードを引き抜くイベントをぶち壊されることも多い。バグ技を使って初期体力で不正に入手したり(本来は一定以上の体力が必要)、敵に拾わせたり、別の武器を持ちながら引き抜いたり、と遊び方は様々。
ちなみに通常プレイでも自己修復機能を備えていて実質無限に使えるため、他の強力な武器を温存するための雑用でこき使われる。通称「マスターピッケル」。
(公式の生放送でも採掘に使われている。青沼氏曰く「そうなるんじゃないかと思ってた」)
- 巨岩砕き
かつて英傑ダルケルが振るっていた巨大な大剣兼採掘装備。
通常プレイでも金策としてイワロック狩りに乱用される武器だが、
厄災プレイの場合は金属製武器の中でも特に長さ・太さ・厚みがあることを活かし、マグネキャッチで何かを押すときの媒介にしたり、システム的にリンクが手で持てない小さい物(生きた魚など)を運ぶための皿代わりとしてしばし利用される。宝箱などと違っていちいち運び込む必要がないため手軽に準備できるのが強み。
盾サーフィンは高速飛行手段の「BTB」や壁抜けに使える「skew」など豊富なバグ技を持ち、厄災達にも愛用される動作である。開始動作で大きく前に飛び込む性質を利用してショートカットを行うことも可能。
盾パリィの動作はマモノを押す力がかなり強く、大半の相手は密着して盾パリィすることで少しずつ移動させることができる。物見櫓にいる監視役を櫓から落とすことも可能。また小型ガーディアンのビームが体に貼りついたりなどかなりフリーダムな挙動を見せる。
- 爆弾樽
ドクロマークがあしらわれている、爆薬が詰まった赤い樽。フィールドのオブジェクトとして主に魔物の拠点など爆発させて下さいと言わんばかりに各地に配置されている。
派手な爆発で画面を彩るのに使えるが、いかんせん爆発の攻撃範囲が広すぎるので扱いは少々難しいところがある。
- バクダン矢
手持ち式の爆弾樽とも言える代物。爆発の範囲はあちらよりやや狭いが、むしろこちらの方が必要十分のサイズといえる。
リモコンバクダンでは物足りない厄災等はコレとオオワシの弓などの連射弓を携え、魔物集落や動物、村落、森や草原にこれでもかとブチ込んで楽しむ。
弓集中モードでバクダン矢を連射すると目の前の光景が処理落ちするほど凄まじいことになる。
値段が高いのが欠点だが、敵のドロップで賄うことはできる。
- 炎属性武器・たいまつ
放火・着火用道具。
通常プレイでも着火や防寒に使うことがほとんどで、炎属性武器の中では火炎の槍が草を刈り取らずに着火できるので優秀。
しかし厄災リンクとなると、焚火を周りに敷いて移動を妨害したり、草を燃やすことでNPCを特定の方向へ走らせて移動させるのにも使われる。
たいまつは青い炎を持ち運ぶのに有用。
巷では「チャッカマン」の愛称で火付けの必需品として愛用されている。
- 氷属性装備
攻撃を当てた対象を凍らせる武器。炎を消すこともできる。
凍らせた生き物は(一部除いて)長時間動けなくなり、また触れるだけでツルツル滑っていくので運搬がかなり容易になる。
モリブリンに投げられたボコブリンを凍らせることで、魂と肉体が分離するバグがある。魂の抜けた肉体は水に入っても溺れないほか、魂が画面に映らない場所にいると地形化して動かなくなるなど様々な現象が起きる。
また先述したバグ技「BTB」では集中モード中にマモノを盾で踏みつけるのだが、踏みつける相手を凍結させておくと発動が安定するため氷の矢は常に所持しておきたい。
- 雷属性装備
電気に関係する謎解きの別解にも使える装備群。
雷属性の攻撃をくらうと短時間動けなくなり、また持っている武器を強制的に落とす。
落とした武器だけ奪って逃走したり、連続で雷属性攻撃を当ててずっと俺のターンにすることも可能。
また、炎属性と雷属性の武器のみ「武器を振ってエフェクトが出た瞬間に武器を捨てると、捨てた武器に属性判定が残る」というバグ技がある。敵をその場で動けなくする雷属性は特に恩恵が大きく、他の金属武器と一緒に捨てることで無限に痺れ続ける即死トラップを作ることもできてしまう。金属製の足輪をしている黒ヒノックスにも有効なため、ヒノックスを使ってなにかしたいときに重宝する(しかも電撃ダメージは入らないようにもできるのでゆっくり準備できる)。
あるいはマモノ達を鉄箱で取り囲んでおき、そこに電気を流して拷問にかけたり、炎属性も追加して火攻めにかけたりできる。
ゲルドの街へ入るのに必要な服。
これでゲルドガール達にセクハラ行為をしたり、あえて脱いで門番に見つかってみるなどの遊び方がある。
やろうと思えばライネルにまたがった状態で追い出されることも可能。
- ネタ装備
上記のマスクや淑女装備の他、ダークリンク装備や蛮族装備、DLCで手に入るチンクル装備やファントム装備などの見た目がアレな服装。
これで劇中のイベント(主にメインチャレンジ関係)をこなしていくと何とも言えない実にシュールな光景が繰り広げられる。
- 英傑の加護
・死ぬとハート全回復+おまけが貰えるミファーの祈り
・自動でガードジャストを起こすダルケルの護り
・上昇気流を巻き起こして垂直移動できるリーバルの猛り
・雷を落として周囲の敵を一掃するウルボザの怒り
の4つ。全体的に通常プレイと同じ使い方をするが、
厄災は自らダメージを受けに行くのでミファーの祈りが乱用されがち。
リーバルトルネードは厄災達の編み出した(バグ)上昇方法に大抵負けるため、高さの単位扱いされるなどバカにされる。ただし、準備なしで通常の上昇気流の2倍近い上昇ができるのは厄災行為においても利用価値が高い。
100年前の「厄災の黙示録」では ~暴力のカースリンク~
「ブレスオブザワイルド」の100年前の大厄災を描いた「ゼルダ無双 厄災の黙示録」においても、厄災リンクは大暴れ。
- 敵の攻撃に対しひたすらフッフッアタランヨする。
- (大剣のスーパーアーマー効果を用いて一方的に敵を殴りつける。
- 敵の攻撃をジャストガードだけで防ぎ切る。
- 後に味方になるリーバルをタコ殴りにする。(そういうゲームだから仕方ないが…)
- それまでの道中で峰打ちと言い張ってリト族を蹂躙する。
- もちろんコーガ様もタコ殴り。
- パンイチやゲルドリンクで出撃。
…など、この頃から既にガノンを上回りかねない「厄災の素質」を持っていた。
※記事の肥大化防止のために、記事タイトル(厄災リンク)に沿ってリンクの厄災行為のみ記載。
※新しくプレイヤーキャラクターとなったヒロインのゼルダについては、専用記事が存在するため、そちらを参照。
ティアーズオブザキングダム編 ~悪知恵のカースリンク~
「ブレスオブザワイルド」の直接的な続編となる「ティアーズオブザキングダム」においては力の源たるシーカーストーンが使えなくなり厄災力も減衰したかと思いきや、そこには「ラウルの右腕」と「ゾナウギア」をフル活用し、新たなる力を存分に活かして水を得た魚の如く暴れ回るリンクの姿があった。
- ストーリーもミッションもゼルダ姫も無視してゾナウギア研究一直線。レッツ、ゾナウ工作!
- 研究地は主にイチカラ村周辺。周辺のオブジェクトは全て俺の物。
- イチカラ村のど真ん中でゾナウギアを組み立て始める。飽きると住民を爆弾で攻撃。
- 分解屋に大量の分解依頼を申し込む。時には祠や町から盗んできた物も持ち込まれる。
- 重要施設にある機構や謎解きのためのオブジェクトもブループリントで写して工作に使用。なんならロケット等で強引に引っ剥がしてでも登録する。
- 敵の拠点は全てゾナウギアの実験場所。ある日突然砲撃や光線が降り注ぐ。
- 戦闘車両や戦闘機で付近を通りかかるだけで敵拠点やヒノックス、ゴーレムを粉砕。
- 檻に敵と一緒にNPCを閉じ込めて傍観。飽きたら檻に火炎放射を取り付けて傍観。
- 巨大な自作檻に複数の敵を閉じ込めてあらゆる攻撃兵器で処刑。
- 航空機を作ってNPCを空に誘拐。そして空から落とす。
- 航空機から砲撃の雨を人間の町に落とす。
- ロケットを使った巡航ミサイルを開発。・・・・・・ゼルダの伝説でミサイル?
- メタルギア・パンジャンドラムを始め、他作品のロボや危険物も開発再現。
- 聖なる龍を探索用のバスにした挙句背中に居座り続け10分おきに素材を剥ぎ取り後は放置。
- 大きなタイヤを回転機構にトゲ付き鉄板を備え付けた自作シュレッダーに、檻で捕らえたボコブリンを投下する。
- 前作の厄災行為の系譜を継ぐお馴染み(?)の奇行。
- 敵の殲滅の為ならば味方の賢者ごと攻撃するのは日常。
- ブループリントなどでゾナニウムが必要なのでゾナニウムを使って地底を暴れつくす。
- バッテリーが必要なのでその材料となる結晶を求めてデグガーマ等の中ボスを片っ端から殺戮、イーガ団の拠点を襲撃して回る。
- ボスボコブリンの隊列を見るなり喧嘩を吹っ掛け、バクダン花や冷気の実、コンラン花で一方的に蹂躙。
- 敵拠点に上空からカチコミをかけ、爆弾盾ホッピングやゾナウギアで纏めて駆逐。
- エレキチュチュやシビレリザルフォスを捕獲して電気エネルギーを使った永久機関を生み出す。
- 温泉に冷水を入れたり、店の商品を踏んづける。
- 飛行するリト族をあらゆる手段で捕獲しようと試行。
- 大量の爆弾を使用し楽団の保有する馬車をパーツ一つ残さず木端微塵に爆破。
- 嫌われ役だったキースは今回素材需要が高いので、大群を見つけたら即爆殺を繰り返す(厄災行為…?)。
- 地底に繋がる穴を封鎖する。(善行...?)
- カバンダの支える看板を上空へと打ち上げるなど許されザル行為を笑って行う。
- 前作のリベンジとしてとある花畑をあらゆる手段で攻撃(反撃されることはないので)。
- ボコブリンの大群やグリオーグを湖に落とす(なおグリオークは残念ながら溺れたりはしない)
- 超巨大なスプリンクラーを作りストーリーボスのタコを完封。
- ある巨大な飛行ストーリーボスを弱点にメロン数個を落とし撃墜。
- ラスボスをケツバットで倒す。
コロ虐
また、今作では「動けないコログを運ぶ」というミッションがある。前作におけるコログの実イベントだが、全くコログが見つけられない人への救済措置なのか『特定の場所に重い荷物のせいで動けないコログを運ぶ』というものが追加されており、比較的簡単に装備欄を追加できる・・・・・・のだが、コログを自由に動かせるという点でコログを壊れないおもちゃの如く遊ぶ勇者が各地で目撃される。コログへの被害を一切考えず非人道的手段を駆使して目的地にご案内する「コロ虐」はリリース後数日でネットニュースの記事になるほど。行われた事を抜粋すると、
- 馬に括り付けて引き摺り回す。
- 初見で空から落としたらどうなるんだろうと興味本位で落とす。
- 空から落としても戻ってくると分かれば、落とした後について行って地上に激突させる。
- モドレコで空と地上を行ったり来たりを繰り返す。
- タイヤに括り付けて地面を転がす。
- 川に流し、流れる様を眺める。もちろん助けない。
- 探しているコログとは全く違うコログを運び放置。
- 自作ミサイルに搭載して敵基地へ発射。
- 火炙り。焼きに飽きたらバーベキューの肉扱いで回転を加える。
- 下り坂に蹴落とす。
- 無数のタイマーバクダンの上に載せて天空へぶっ飛ばす。
- トロッコの前面に貼り付けて突撃。
- 回転装置で作った絶叫アトラクションに相方として強制搭載。
- 翼やロケットと共に上空へとご招待。
- モドレコで地形に挟んで弾き飛ばす。
- エアロバイクの着陸緩衝材として利用。
- 複数匹のコログを集める。わざわざ十匹も集める災厄もいる。
……などが代表的な犯行。もちろん、前作の悪行も引き継いで行う者も多い。さらにはコログの森にスタルボコブリンの頭部を持ち出し、阿鼻叫喚の光景を作り出す厄災もいる。ちなみにこれらの犯行はゲーム発売から一か月以内に行われている。
新時代の厄災道具
ティアーズオブザキングダムで新しく追加された能力であり、ある意味では同作におけるリンクを象徴する能力。前述の通り、これを用いて多種多様な兵器を創り出したりコログをおもちゃにしたりとやりたい放題の限りを尽くす、今作の厄災たちの生命線。
ブループリントも作成したオブジェクトの保存やアイテムの持ち逃げ・再現などに使われる。
装備に別の装備や道具を結合させる能力だが、矢や投擲武器に対して用いると愉快なおもちゃに変貌する。ケムリダケやコンラン花を括り付けて敵陣に放り込めば殴り放題のワンサイドゲームが待っているし、火龍の頭などの攻撃系ゾナウギアをブーメランに付けて投げれば空間お手軽無差別攻撃兵器の出来上がりである。
つまり被害の規模はともかくとして使用法は本来想定されているものに近い。
本来の使用法に近い使われ方をする。が、場所によってはNPCの足元に出現することができ、それを悪用しセクハラ行為を行う厄災も存在する。
もしくはNPCをトーレルーフできる場所に連れて行く者も存在。
およそ本来の使い方をされるが、コログを無限に落としたり昇らせたり、投げた武器に物体を接着して巻き戻すと凄まじいスピンを起こすなど厄災的使用法が用意されている。
また巻き戻している物体は絶対的な再現性を持つため、間に物体があっても無理やりどかし、場合によっては貫通することもある。
浮遊石、杭、小ローメイ遺跡のいずれも固定に使えなかった場合に前作のビタロックよろしく固定要員として呼ばれることもあるが、上記3つが効かない大体のモノには無力であることが多い。
ウルトラハンドと共に今作をこの面でも代表する各種近代機構で「ゾナウ工作」の要。
厄災行為に使用される代表的なものは各種頭、ロケット、大砲、起き上がり零し、浮遊石、ゴーレムの頭、タイマーバクダン、杭、各種スペアバッテリー。
上のリストにある通り様々な悪行に使われる。内包するカプセルは消耗品であるため、敵対ゴーレムはガチャ用ゾナウエネルギーを求めて手当たり次第に破壊される。
- 属性の実・地底三種の神器
いずれも矢に括りつけて飛ばすか投擲で効果を発揮する素材。
属性の実は炎・氷・電気・水・光の5種で、いずれも汎用的。
地底三種の神器はバクダン花・コンラン花・ケムリダケの事。
特にカガヤキの実は敵の持つ武器を奪うことができるため強力。また、厄災行為中に乱入してきたスタル系マモノを一気に倒せる面でも優れる。
バクダン花は上記の爆弾矢と概ね同じ。コンラン花はイエロックなりボスボコ隊列に打ち込めば愉快なことになる。同士討ちを観戦するのも良し、隙をついてボコボコにするも良し。
ケムリダケは厄災行為中に破損したゾナウギアを組み直す際の時間稼ぎに有効な他、普通に厄災目標地点付近の敵を不意打ちで一掃するのにも使われる。
また、上記バクダン花以外の7つの実は組み合わせることで(武器そのものが壊れない限り)実質無限に使える森人の剣・槍はどちらもプレイヤーから愛されている
- 属性龍の龍岩石
各種龍の素材や宝石、グリオークの角や属性ライクの胃石などは、投擲や弓射撃によって各属性で極めて広い範囲を一撃に薙ぎ払うことができる非常に強力な素材。
切り札ともなりうるものであるが、もちろん厄災たちは映えや効率のために使用。
そこで使用されるのが龍岩石。宝石やグリオークの角よりコストが安く、また一度に10個ほど手に入るためバンバン使っても枯渇しない。
一方、このために龍たちは再び待ち伏せされる目に遭っている。
- 大きなゾナウエネルギー
彼らの開発するゾナウ兵器は、総じてバッテリー効率が悪い。
が、これを使う事で一定時間無制限にバッテリーを使い放題となる。
通常の運用の際も必要になる可能性もあるほか、通常のゾナウエネルギーでもある程度妥協可能。
- 翼盾
盾サーフィンで(滞空が少し伸び)どこでも弓集中ができる優れもの。一方的にヘッドショットで相手をボコボコに叩きのめせる。
どのリンクも1枚は持っていそうだが、厄災的には概ね彼よりやりやすいので歓迎されている模様。
- ロケット盾
盾を構えることで垂直方向に高速で昇ることができるこれまた優れもの。雨の日の高い崖なんかもがんばりゲージを使うことなく難なく登頂できる。
破魔の祠内では手持ちのゾナウギアを出すことはできないが、あらかじめスクラビルドされたものは持ち込んで使用できる。これによって仕掛けやギミックをガン無視して攻略できてしまう場合(シヤツモシの祠など)もある。
- キノコ付き武器・羽/コログの葉付き武器
前作のボヨーンハンマーとコログのうちわに相当。
それぞれ3種類の武器種全てに吹き飛ばし・風効果が発動する他、風については倒れている敵にさらに風を当てても吹き飛ぶように仕様が変更されたために使いやすくなっている。
- 大砲槍
高速攻撃できる槍に大砲を装着したグレネードランチャー。
最大で爆発弾を6連射でき、投げモーションで正確な攻撃も可能な汎用型武器。
戦闘や蹂躙から採掘・掘削まで幅広く使われる。
- ロケット付き矢
羽付き矢よりも安定して直進する矢。主に狙撃に使われる。
曲射が一切不要なので使いやすい。
- 特大鉄箱/特大遺跡片
前者はジョチイウの祠に存在する巨大な鉄箱、後者は天へと続く島々にある遺跡片。通称「小ローメイ遺跡」。
見かけに違わず凄まじく重い(後者は最も重い)ため、物体を押し付ける際に使用される。
後述の瘴気岩と合わせると大体の物体は吹き飛ばすなり押しつぶすなりで破壊できるため、組み合わせたものは破砕石や「瘴ローメイ」と呼ばれる。
- プロペラ
ゲミカカの祠から盗み出されたモーターとプロペラ。
扇風機6個分程の強力な風を生み出すが、電気が必要なので水場での使用は向かない。
また、両翼にそれぞれ付けて戦闘機などの再現にも用いられる。
- U字ブロック・金網・風車の羽・大鏡
ゴーレム製造房から盗み出された素材。ブループリントで出してもボスの威圧でも消滅しないという驚異の特性を持ったオブジェクト群で、簡単に言うとゾナニウム次第で無限に出せる。
主にゲームに負荷をかける際に使用されていたが、アップデートで修正されてしまった...と思われていたが?
- 炎のボスの瘴気岩
ブループリントで再現するとなぜか急激に落下する仕様があり、当てる位置によっては白銀モリブリンが一撃で沈む。見た目も巨大で、それに違わず重いのでシーソーの打ち上げにも使える。
しかも少し放置すると極めて巨大な爆発を起こすため、画も派手になる。
武器にスクラビルドもできるが、装備していると一定時間経過で自爆するので注意。
時の厄災
実はもっと昔から厄災リンク出現の兆候は実在した。
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』ではハイラル中を好き勝手跋扈するリンクが目撃されている。
もちろん、20年以上も前のゲームなのでブレスオブザワイルド・ティアーズオブザキングダムに比べれば自由度はあまりにも下・・・・・・かと思いきや、その分長い時を掛けてRTA勢や異常者たちによるバグ技開発が盛んにおこなわれ続けてもいた。
コキリの剣の仮パクなんて、これから行う所業に比べればかわいくて些細な問題。
- 朝起きたら空き瓶がいるとか言って森から出ようとする
- コキリの森から出るなと言ったらスライド移動して馬よりも早いスピードで森から出て行った
- デクの樹が呼んでるだろ、と伝えたらデクの樹の中にいた寄生獣を出会って3秒で倒していた
- そうしたらなぜか7年の時を超えて魔王城が崩壊していた
- 魔王へのトドメに必要な退魔の剣は現地調達。魔王がわざわざくれるのだとか
- コキリの森でうろちょろしていたら魔王が封印された。現地調達すらいらなくなった
- 妖精のオカリナと時のオカリナのシステム面の違いはエフェクトだけと内部データを覗いて知る
- 時のオカリナなんていらないと言い出して空き瓶に変えてしまう
- 空き瓶を使ってオカリナを吹き始める
- 空き瓶で物を出し入れしたらボムチュウが29個になる
- 再び空き瓶を使ったら賢者からもらうメダルを手に入れ、一瞬で曲を覚える
- 力尽きて妖精で復活したかと思ったら天空へと昇って行った
- リーバルがいないのにフックショットを悪用してリーバルトルネードを発動
- なぜか前を見ずに後ろ走りで移動する
- 爆弾で空を飛び、爆弾で地中に潜り、爆弾で残像剣を生み出し、爆弾でスライド移動は基本だとか
- 残像剣という謎の儀式を行った勇者の体に触れた魔物は粉々になる
- ドドンゴの洞窟で竜退治するのかと思えば爆弾を取ったら帰っていった
- ジャブジャブ様に会いに行くため地中に潜ってキングゾーラの妨害をスルー
- ジャブジャブ様には魚を捧げず、目のあたりにジャンプしたら体内に入っていた
- ルト姫を壺扱いでスイッチや敵に投げつける
- ブーメランが手に入ったらルト姫に用はないので置き去り
- 7年後、ジャブジャブ様不在なのに地中に潜ってジャブジャブ様の体内に入る大人がいるとか
- ブーメランを扱えない大人の姿なのに一瞬でCアイコンに装備していた
- 聖地に至る道を塞ぐ時の扉を、条件を無視して数秒で通り抜ける
- 森の神殿では入って1分でボス部屋に上から入る
- 炎の神殿ではハンマーさえ手に入れたらボス部屋に上から入る
- 水の神殿ではヘヴィブーツもオカリナもフックショットも使わずにボス部屋に上から入る
- 勇者曰く、ボス部屋の上に空間や隙間があるから悪いのだとか
- 闇の神殿では隙間が無いので崖を使って壁抜けしてボス部屋に入る
- 魂の神殿ではギミックを無視してボス部屋前に到達
- ボス部屋はワープ封じの為のオカリナ禁止エリア。しかし空き瓶を使ってワープ系の曲を吹き出す
- 井戸で用があるのはボムチュウのみ。まことのめがねは内蔵しているのでいらない
- むしろボムチュウ欲しさに、名曲嵐の歌なしで井戸に侵入する。共犯者はナビィ
- 魂の神殿の奈落に落下したら井戸の底にいた
- なぜかゲームに実装されていない『闇の矢』をバグ攻撃で引き出す事に成功
- 森の聖域で歌を教えにシークが会いに行ったら奈落に落下していた
- 火山でボレロを教えようと思ったら勇者はゲーム―オーバーになっていた
- デクの棒を折ったかと思ったら剣の攻撃に炎と氷とデクの実その他もろもろの属性が宿っていた
- デクの棒が消えたかと思ったら射程が無限になって遠くの燭台に火を灯していた
- ロードゾーンで反復横跳びをしたら闇の神殿の扉や魔王城の結界を消していた
- ゲルドのお宝は30秒で奪っていく。もちろん使わない
- わらしべイベントはもちろんお届け物タイマーは悪用するために行う。お届けはしない
- 幻影の砂漠では真実の目を持たずにスライド移動で抜けていく
- ゾーラ川にいるチョウチョを使ってアイテムを量産し始める
- 射的屋のおっちゃんを持ち上げる。上半身しかない事に気づいてネタにされた
- すべての扉を開けずに魔王を討伐する謎の勇者が表れる
これでも一部である。数十年経っても(色々な意味で)遊ばれている恐ろしいゲームである。
一応捕捉するが、昔のゲームではあるが初見プレイで致命的なバグが発生したり、無自覚に発生させたバグ技が原因でフリーズや詰みに遭遇する事はまず起きない。未だに研究されているのでこうなっているだけである。
64時代のゲームだが、厄災の手によるオフラインアップデートは続いていく。
総括
なんでもできてしまう自由さは、裏を返せばそれを成し得てしまうということでもある。その原動力は探求欲か嗜虐欲かはたまたさては他の何かなのか・・・自らの欲求のために凶悪な行為に及ぶ彼らの明日は、彼ら自身にもわかっていないのかもしれない。
注意点
この「厄災リンク」という呼称は、上記の経緯から悪い意味でのネタ要素が強いことと、そもそもガノン以外のキャラクターを「厄災○○」と呼ぶことを好まないプレイヤーも多いため、使う場面には注意すること。
関連タグ
厄災の黙示録→ブレスオブザワイルド→ティアーズオブザキングダム
ロックマンDASH:悪党ロールプレイの先駆けである作品。ブラックバージョンとも。
儀式の人:ゲームジャンルは大きく異なるものの、敵で遊んだり爆発で画面を彩るなど似たところがある。
スマブラSPで共演したためか、厄災リンクと一緒に描かれることも。
元凶
ドリルカラマリ:ブレスオブザワイルドの動画投稿者。上の悪行リストにはドリルカラマリ氏の行った厄災行為が多分に含まれている。
続編でも変わらず厄災行為を繰り返している模様。