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ブラッディムーン

ぶらっでぃむーん

ゼルダの伝説「ブレスオブザワイルド」および「ティアーズオブザキングダム」の作中にて起こるイベントである「赤き月」(こちらは当イベント時のあるセリフにて明言)の別名である。
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赤き月とは編集

「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」及び「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」にて、チュートリアルを終えた後の通常プレイで定期的に発生するムービー付きのイベントである。発生頻度は余程の無茶(後述)をしない限りはゲーム時間で7日に1回、現実の時間にして2時間46分程である。

なお、マップやメニュー画面を開いている間はゲーム内の時間経過に含まれないため、若干の誤差が生じる。

焚き火で時間をつぶして経過させた分もカウントされないが、当日に限り、日付けを跨いだ際に赤い月が発生する。


このイベントが発生する日は地平線から通常の月よりも一回り大きい赤い月が昇り、深夜11時半から不穏なBGMと共に瘴気が漂い始め、やがて空は赤く染まり、深夜0時になった瞬間にムービーと共にイベントが発生する。


「血の満月」や「赤月(せきげつ)」とも表記される。


赤き月の効果編集

倒した魔物がフィールドボス含め殆ど復活する。リンク(プレイヤー)の視界内であっても同じように復活するため魔物を倒したと思えばいきなり赤き月が来て囲まれる、ということも考えられる。赤き月が起こる際は瘴気の予兆があり、更にムービーを挟んでから効果を発揮するため不意打ちと言うほどのものでもないが、フィールドなどで敵の拠点に乗り込んで魔物を殲滅した後、そのまま焚き火で時間を翌日に進めた時にこの処理とかちあった場合には回避する術はなく、ロード完了とともに復活した魔物の群れのど真ん中に放り出される事になる。


メタな話をすると編集

オープンワールドゲームというものは敵が倒される、アイテムが取得されるなどでフィールドに変化が発生すればするほど負荷が蓄積されていく。この負荷がゲームプレイに影響を与えそうな頃合いになった時、フィールドを初期値にリセットする処理に世界観的な理由を与えたものである。


そのため、復活するのは敵だけでなく、再取得可能なアイテムやオブジェクトは全部元通りになる。これを利用して強力なアイテムを何度も取りに行くプレイヤーも少なくない。


余談編集

  • 赤き月の恩恵

前述のアイテムの再生成の他にも、赤き月の予兆が出始めてからムービーが終わった直後までの間に作った料理は必ず大成功するという恩恵がある。予兆を感じ取ると同時に鍋に向かってリンクを走らせるプレイヤーも多い。


  • 厄災リンクの試み

倫理観や物語をぶん投げてゲームとしての世界を楽しみ尽くす、俗に「厄災リンク」と呼ばれるプレイヤー達は、どちらの作品でも意図的にシステムに過負荷を叩き込む事で能動的に「赤き月」を引き起こす試みをしており、しかも厄介なことにどちらの作品でも再現性のある「召喚法」を見つけ出してしまっている(グリッチの一種であるため、具体的な方法はあえてここには記さない)。


英傑と呼ばれる能力を持ち偉業を成したリンクだが、その能力が自重なく好奇心に使われればどうなるかという悪例がこれである。こうなったこいつの方がよっぽど厄災で魔王だが、直接的な野心も無ければ世界規模の迷惑は(現状で遊んでいるだけで、これ以上状況が悪くなることがないという意味では)掛けていないし、最終的には世界とゼルダを救う(ハズな)ので、辛うじてマシ……なのかもしれない。


  • 関連キャラ

『ブレワイ』で双子馬宿にいる「ヒナバガン」という人物はブラッディムーンの研究をしており、赤き月の日に話しかけると昼間でも胸騒ぎがすると言って教えてくれる(それ以外の日は月の満ち欠けを教えてくれる)。

ここまでならただの親切な人なのだが、赤き月の深夜11時半~翌0:30の時間帯になると、突如興奮しだして「血が…血が騒ぐーー!」「魔物よ よみがえれーー!!」などと叫びながら馬宿の周囲を全力疾走する。あまりの豹変ぶりにプレイヤーからは「前世が魔物」などとネタキャラ扱いされている。

『ティアキン』でもブラッディムーンの研究を続けているが、本作では各地で魔物の拠点に掴まっており、解放するとお礼をくれるほか、前作同様その日の月を教えてくれる。赤き月の深夜11時半以降に話しかけると興奮するのは相変わらず。


関連タグ編集

ブレスオブザワイルド ティアーズオブザキングダム ブラッドムーン

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