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概要編集

タコの姿をした敵キャラで、モリブリンウィズローブと並び初代から登場する最古参モンスターの一つ。『トワイライトプリンセス』を除くほとんどの作品に登場する。


主に口から石を吐いて攻撃してくる。吐いてくる石は盾で防ぐことが可能である。

元々は地上を這いまわりながら攻撃してくるモンスターであり、2D作品では現在までほぼ一貫している。

3D作品では特徴が変遷しており、『時のオカリナ』~『風のタクト』では2D作品でのゾーラに代わって水上に出現するモンスターになり、『スカイウォードソード』~『ティアーズオブザキングダム』ではデクナッツの特徴を受け継ぎ、身を潜めながら攻撃時だけ姿を現すモンスターになっている。


ブレスオブザワイルドティアーズオブザキングダム編集

本作ではオクタロックという名称は使われず「オクタ族」という魔物の種族となっている。また、頭(生物学的に指すタコの部位における胴)が迷彩柄になっているのが特徴。同じオクタ族でも住む環境に合わせて性質に差があるという設定。

吐き出す岩の弾は、オープンワールドに合わせて射程が非常に長いうえ、精密無比な偏差射撃となっており、普通に走っているだけだと確実に当ててくる。そのため避けるには発射後に方向転換や走行速度を変える必要があり、非常に面倒な相手となる(さすがに正確過ぎたためか、『ティアキン』では命中精度が大幅に落とされた)。


HPはタコだけにどのオクタ族も一貫して「8」と極めて貧弱。また、地上にいるオクタ族は完全に地上に適応してしまったようで、何らかの拍子に水に落ちると溺れ死ぬ

倒すとあらゆる遊び、攻略に幅広く使える”神アイテムと言われる「オクタ風船」や、ランダムで魚、オクタの足、オクタの目玉を落とす。『ティアキン』ではオクタ風船を盾にスクラビルドすることでリンク自身を浮かせられるようになった(ロケット盾と比べて、緩やかに上昇し、上昇高度も3分の1と控えめ)。


ちなみに同作に登場する強敵「ガーディアン」は、オクタロックと縄文土器を参考に古代兵器らしくデザインしたものであることがインタビューで明かされている。


  • 水オクタ

タコらしく水中に潜み、一瞬水面から飛び出し岩を吐き出してくる。

泳いでいる最中に狙われると殆ど手出しができないため、多くのプレイヤー間では非常に鬱陶しがられている。

雨の日は体に空気(ガス)を溜め、空中に浮遊している姿を見ることができる。

岩を盾で防御すると跳ね返して倒せる場合もあるが、矢やリモコンバクダンなら遠距離から安全に仕留められる。


  • 森オクタ

森林で頭に木を生やして擬態しているタイプ。

水オクタ同様に地中から一瞬だけ顔を出し攻撃しくる他、至近距離まで近づくと地面から出てこなくなるためこちらもこちらで処理は面倒。

地中に隠れるため水オクタと違い飛び道具やリモコンバクダンが地面を貫通し攻撃できるということは無いが、隠れている状態で頭の木を燃やしたりリモコンバクダンで吹き飛ばしたりすると、顔を出した後に擬態を見破られたことを察知してものすごい速さで地中を移動し新たな木を身に着け潜伏し直す。


  • 岩オクタ

火山地帯に生息しているオクタ族。

こちらは基本的に顔を出しており、リンクを視界に捉えると周囲の細かい岩石を吸い寄せ、弾速は若干遅いが着弾時に爆発する大岩を吐き出してくる。倒すときは吸引中にリモコンバクダンを放り込むのが楽。

頭に石を乗せており、近づくとすぐさま地面に隠れるうえ、取り払うこともできないためあらゆる攻撃が効かなくなる。

錆びた武具を吸い込んだ場合はそれらを旅人・兵士・騎士・王家などの武具に浄化して吐き出してくる。吸い込んでいる時に武器や盾が範囲内にあると優先的に吸い込むが、爆発性の大岩に混ぜ込んで撃ち返してくるため、位置が悪いと勢いあまってせっかく錆が取れた武具が行方不明になってしまう。

続編『ティアーズオブザキングダム』では錆びた武器を浄化する能力は失われた反面、英傑武器を除くあらゆる武器の耐久値を完全に回復させる能力が追加された。ちなみに回復できない装備も、回復ができる装備にスクラビルドでくっ付けた後に吸い込ませると回復することができる(後はイチカラ村のププンダに分離してもらえば回収可能)。破損の問題からプレイヤーを解放する凄腕鍛冶職人として、赤い月が出るたびに酷使されている。


  • 雪オクタ

雪原地帯に順応したオクタで、こちらは頭にススキを生やしており、雪玉を吐き出してくる。

基本的に行動パターンは水オクタや森オクタと同一だが、気付かれなくても頻繁に地中を移動し潜伏位置を変える。


  • 宝オクタ

砂漠や雪原に潜んでおり、頭に宝箱をくっ付けて擬態している。この宝箱は体の一部であるとされ、マグネキャッチなどには反応しない。

石を吐いて攻撃してくることは無いが迂闊に近づくとカウンターをかました後、素早く逃げ回り、時間が経つとどこかへ消え去る。

倒すと金額ランダムで少量のルピーを落とす。


  • 空オクタ

『ブレワイ』のマスターモードにのみ出現するオクタ。

体は赤く、浮き袋が他種よりも発達しており、常に滞空出来るまで進化した。

しかしそれを他の魔物に利用され、空中の足場の浮力として足を縛られて活用(酷使)されている。

4体で木の板と魔物、鉄製の宝箱を浮かせられるほど。


特に岩を吐き出すこともなく、浮くことに特化している。

片方を倒せば、乗っている魔物を水中に叩き落とすことが出来る。



派生型・近種編集

  • オクタバルーン

神々のトライフォース』に登場。タコと風船を合体させたような外見をしており、頭を破裂させて小さなオクタバルーンをまき散らしてくる。


  • スラロック

神々のトライフォース』・『神々のトライフォース2』に登場。

裏世界(ロウラル)におけるオクタロックで、口から放つ石つぶてがオクタロックより速い。


巨大なオクタロック。詳細はリンク先を参照。


  • オクタゴン

ふしぎの木の実 時空の章』に登場するボス。

殻を被った大ダコで、やはり岩の弾を吐いてくる。水上と水面下を行き来しての砲撃戦を挑んでくる。


  • ゴールデンオクタ

ふしぎのぼうし』に登場する金色のオクタロック。かけらあわせで現れる。耐久力は高いが、倒すとルピーをたくさん落とす。


  • 大オクタロック

『ふしぎのぼうし』に登場するボス。ただのオクタロックであるもののリンクが小さくなっているため巨大な姿になっている。長年凍りついていたためか背中から植物が生えており、そこに火をつけることでダメージを与えられる。


トワイライトプリンセス』に登場するボス。詳細はリンク先を参照。


  • マグポール

『トワイライトプリンセス』に登場する、溶岩の中から現れる魚のような敵キャラ。

特徴は『時のオカリナ』時代のオクタロックのものを引き継いでいる。


  • タドポール

『トワイライトプリンセス』に登場する敵キャラ。

水面から現れる以外はマグポールとほぼ同じである。


  • フーオクタ

夢幻の砂時計』に登場する「知恵の精霊」を守る風の神殿のボス。

正式名称は「竜巻魔空魚 フーオクタ」。飛行能力を持っており、竜巻など風を使った攻撃を得意とする。


  • マインオクタ

夢幻の砂時計』に登場するミニゲーム要素の障害キャラ。サルベージの時に現れ、移動しているタイプとその場で静止しているタイプがあり、当たると自爆してサルベージアームにダメージを与えてくる。

『大地の汽笛』にも海中を走る路線で登場しているが、汽車の前に立ち塞がることはなく、水中を漂っているだけで何もしてこない。


  • 水オクタ

大地の汽笛』に登場する雑魚敵。

水上に現れ、棘付きの弾を吐いてくる。遠距離攻撃が有効で、疾風のプロペラで弾を跳ね返すのも効く。


  • 砂オクタ

大地の汽笛』に登場する、水オクタの亜種。名前の通り、砂地に出現。

動きが速く、飛び道具や打ち返しは砂に潜って避ける。本作には砂を固めて盛り上げるサンドロッドがある為、これで砂ごと持ち上げたところを攻撃できる。


  • フリザド

氷の体を持つ敵キャラ。触ると凍る。本来オクタロック系列のキャラではなかったが、『大地の汽笛』では氷を纏ったオクタロックとなっている。

リンクに向かってにじり寄ってくるだけで石は吐かないが、炎属性以外には無敵で攻撃してもアイスホッケーのパックのように吹っ飛ぶのみ。炎で溶かすとオクタロックとなり攻撃が通るようになる。


  • スミオクタ

大地の汽笛』に登場する敵キャラ。海中に現れ、墨を吐いてきて視界を遮ってくる。

オクタロックの派生種の中でも一番タコらしい行動をする。


『ティアーズオブザキングダム』に登場するボス。詳細はリンク先を参照。


外部出演編集

大乱闘スマッシュブラザーズDX編集

アドベンチャーモードの「迷宮」に出現。デザインは『時のオカリナ』に準じる。

やはり岩の弾を吐いて攻撃してくる。ちなみに本作では地上にいる。


関連タグ編集

ゼルダの伝説 ゼルダの伝説のキャラクター一覧 タコ デクナッツ

スーパーマリオギャラクシー:この敵のパロディと思わしき「オタロック」という敵キャラが出てくる。倒し方も元ネタと非常に似ている。次回作でも登場。

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