概要
ゲーム『ゼルダの伝説 厄災の黙示録』におけるやりたい放題のゼルダ姫(ゼルダ)を表す、プレイヤーオリジナルの呼称。
名前の由来は、かつて『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』(または『ティアーズオブザキングダム』)発売以降ハイラルの地を「暴力・悪知恵・蛮勇のトライフォース」で屈服させ、一躍ムーブメントとなった''厄災リンク''から。
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』では、主人公のリンクが、広大なハイラルを舞台に(英雄としても厄災リンクとしても)ワイルドな冒険を繰り広げている。
この『ブレスオブザワイルド』では、ヒロインであるゼルダ自身をプレイヤーが操作することは出来ないが、100年前から彼…厄災リンクの行動を常に見守っていた彼女は、特にそのおぞましい厄災概念が何時感染(うつ)っていてもおかしくなかった。
そして、『ブレスオブザワイルド』のハイラルの世界から100年前の時代のパラレルワールドにあたる『ゼルダ無双 厄災の黙示録』ではゼルダもプレイヤーキャラとして使えるようになっている。
本作では、彼女もシーカーストーンや武器を扱うことが出来る上に、『ゼルダ無双』シリーズでありながらも『ブレスオブザワイルド』の自由なゲーム性を可能な限り上手く落とし込んでしまったことも追い風となり、新たに''厄災ゼルダ''が爆誕してしまった。
主な生態(悪行・奇行)
100年前…『厄災の黙示録』のゼルダ姫は、「女神の力」が覚醒しないが故に思い悩むと同時に自分に出来る方法で少しでもハイラルを助けたいと願っており、その思いの強さ(とプレイヤーによる厄災の概念)から、
- 敵の攻撃に対しひたすらフッフッアタランヨする。
- 敵の攻撃をジャストガードだけで防ぎ切る。
- 後に味方になるリーバルをタコ殴りにする。(そういうゲームだから仕方ないが…)
- それまでの道中で峰打ちと言い張ってリト族を蹂躙する。
- もちろんコーガ様もタコ殴り。
- 強攻撃の一部でトロッコで爆走したり、大量のリモコンバクダンを連投したりしている。
- スマッシュ攻撃でリモコンバクダン→マグネキャッチで鉄箱をぶつけるというコンボを披露。
- ビタロックで止めたトロッコをリモコンバクダンで加速して相手にぶつける。
- DLCで追加されたバイクで大爆走。(なお、とある開発者はこのせいで姫に何かあれば来期の研究費が貰えなくなるため常にヒヤヒヤしているという。)
…など、かなり容赦ない戦い方を実践している。
その様は、敵にとっては(下手すればリンクを上回りかねないような)まさに「厄災」となりうる活躍を魅せている。
注意点
この「厄災ゼルダ」という呼称は、上記の経緯から悪い意味でのネタ要素が強いことと、そもそもガノン以外のキャラクターを「厄災○○」と呼ぶことを好まないプレイヤーも多いため、使う場面には注意すること。