概要
「ブレスオブザワイルド」にて初登場したキャラクター。
魔物をこよなく愛するあまり、魔物関連のショップ経営を始めたという人物。
ハイラル各地のとある場所で出会うことになり、人と魔物の中間のような見た目をしており見るからに怪しい人物。実際ハイラルの住民からは実際に不審者扱いされているようで、ヒガッカレ馬宿では不審者情報を求めてくるミニチャレンジが発生する。
初めて会った時には会話イベントのみで売買は行えないが、これ以降ハイラル各地に出没するようになる。
村や街の近くに出没するうえ、本人お手製のヤグラが紫色に光っているため、見つけるのは比較的容易。ただし夜の間しか出会うことができないので注意。
システム
基本的には通常の店と変わらないが、ルピーではなく独自の通貨である『マモ』で取引を行う。魔物やガーディアンからドロップする素材をマモに換金し、貯めたマモと引き換えにアイテムを手に入れる仕組み。
素材が希少であるほど換金額は増える。
販売しているアイテムの殆どがここでしか買えない限定品であり、多少なりとも役に立つ装備があるため、出会って損はない。
ストーリーの進行具合によって購入出来るアイテムも増えていく。
商品
- マモノマスク
布やボタンを糸で縫い合わせて取り繕った、キルトンお手製のマスク。ボコブリン・モリブリン・リザルフォス・ライネルの4種類があり被るとその魔物とそのスタル(骨)系に気づかれにくくなる。
基本的にどれだけ近付いても攻撃してこなくなるため、好きなだけ魔物を観察したり、写真を撮ったり、餌付けしたり、武器や食料を奪ったりとやりたい放題出来る。
しかし、マスクは当該の魔物以外には効果がない。そのため例えばモリブリンマスクを被った状態で、モリブリンの集落にいるボコブリンに発見されるとバレて効果が無くなる。
また、ライネルに至ってはマスクを被っていても武器を構えただけで敵対し、そうでなくてもただ長時間居座っていると攻撃される。
また、いくら気づかれにくいとはいえ、こちらから攻撃すれば問答無用でバレて敵対する。発見されてから被り直しても無意味なので注意。
DLCを購入すれば手に入るムジュラの仮面は、各マスクの効果を一括に纏めた上位互換である。
- マモノの手綱/マモノのくら
馬の見た目を不気味に変更させる。
それ以外の効果は無く、外見重視の着せ替えアイテム。
- 木のモップ
見た目通りただの掃除道具。武器としても使えるが魔物とは関係なさそうなアイテムが商品として取り扱われている理由は不明。
- マモノエキス
料理に使用することが出来る紫色の怪しい調味料。
キルトンから購入する他、各地でマモノショップを探しているNPCのチャビーを助けることでも入手可能。
他の材料と一緒に鍋に入れることで、料理や薬の効果をランダムで向上させたり低下させたりする効果が生じる。
運が良ければ特殊効果の持続時間が30分に伸びることも。
ちなみに、このエキスが必要になるミニチャレンジもいくつか存在する。
- ボヨーンハンマー
装着されたバネにより、相手を大きく吹き飛ばすことが出来る装備で、コログのうちわのハンマー版と言ったところ。攻撃力はたったの1であり戦闘にはあまり向かない。
- ダークリンク装備
お馴染みダークリンクに扮することが出来る防具。
強化こそできないが、一式装備することで夜間の移動速度の向上効果が得られる。
反面、防御力は二段階強化した忍び装備よりも劣るため、とちらかというと見た目を優先させたコスプレ装備。
他にもその状態でNPCに話しかけると怖がらせる効果もある。
外見は息吹の勇者服ではなく、時の勇者服がベースとなっている。
ティアーズオブザキングダムにて
ティアーズオブザキングダムでも引き続き登場するが、キルトン自身はイチカラ村に定住して魔物のジオラマを作ることを目標としている。
魔物のウツシエを見せてあげれば、エノキダがそのウツシエの魔物の人形を作ってくれる。飾る位置は自分で決めよう。
また、リクエストも存在しており、リクエストされる魔物は「ボコブリン」「ホラブリン」「イエロック」「デグガーマ」「キンググリオーク」の5種。魔物を愛する一方、人々に魔物の危険性を説いて聞かせるという常識的な一面を見せている。
今作では弟のコルテンがいることが判明しており、ゲームをある程度進めてコルテンに関するイベントを終了後に彼に顛末を報告すると、驚きと共に落ち込む様子を見せるが、これが弟の望んだ事であると受け入れる。
余談
やりこみ要素の一環として、中ボスクラスの各魔物(イワロック・ヒノックス・モルドラジーク)をそれぞれ全種類討伐すると、証としてメダルを授与してくれる。
未討伐数も教えてくれるが、探すのは自力。
このメダルを持って話すと、風のタクトのテリーのようにキルトンがいつでもホメてくれる。