概要
- 敵の食糧補給路を断ち、兵糧を欠乏させることによって打ち負かす攻め方。戦国時代の合戦では奇襲、水攻め、火攻め等と並ぶ戦術として使用された。
- 現代においても補給を断つ事で他者を困窮させる行為を「兵糧攻め」と呼ぶ事がある。
関連キャラクター
- かつ江さん:鳥取市教育委員会による鳥取城跡マスコットキャラクター公募の次点に入った作品で、平成26年7月7日より公開された。鳥取城は鳥取の飢え殺しと呼ばれる歴史上有数の兵糧攻めに遭い、多数の庶民が巻き添えとなった過去がある。
歴史上の兵糧攻め
現代における兵糧攻め
- 献血ボイコット:ある界隈の間だけとはいえ令和の時代において行われた例。実際に発案者によってその言葉も用いられた。対抗勢力の奮闘もあって特に実害はなく終わったとはいえ、その呼びかけに対してはおびただしい数の批判の声が上がった。詳しくはリンク先参照。
- 令和の米騒動:2023年8月頃に中日ドラゴンズ内で起こった米禁止令。食堂の入り口に「当面の間、白米を提供しません」との張り紙がされたという。炊飯器は忽然と姿を消し、選手に提供される白米は小さなおにぎりのみとなった。立浪和義監督の鶴の一声で決まったが、当然選手の不満が爆発、ネット上では自軍への兵糧攻めと皮肉られた。中日のクローザー、ライデル・マルティネス投手が「なぜ白米が提供されないのだ」と反旗を翻したところ、程なくして投手陣にはどんぶり飯が解禁された。