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鋼鉄神ジーグの編集履歴

2023/08/27 13:04:08 版

編集者:考える人

編集内容:一部修正。

鋼鉄神ジーグ

こうてつしんじーぐ

「鋼鉄神ジーグ」とは、コミック版「鋼鉄ジーグ」の続編にあたるアニメである。

概要

2007年4月5日から7月12日までWOWOWで放送された。全13話。

アニメ版『鋼鉄ジーグ』の続編ではなく、安田達矢作画のマンガ版『鋼鉄ジーグ』の続編という位置づけだが、厳密に言えば漫画版の世界観を引き継いだパラレルワールド作品である。そのため一部キャラクターなどはTV版とも漫画版とも設定が異なっている。

ダイナミックプロ作品のキャラクターが多数登場するバラエティー豊かな内容となっており、同時に鋼鉄ジーグを知る人ならニヤリとする展開が随所にちりばめられている。

知名度は高くないが、迫力のある作画と熱いストーリー展開で魅せる隠れた名作である。

ストーリー

1975年、女王妃魅禍(ヒミカ)率いる邪魔大王国と鋼鉄ジーグとの熾烈な戦いは九州全域に広がり、ジーグの活躍によってヒミカは九州ごと封印される事態となった。

それから半世紀が過ぎた2025年、九州全域は50年前に発生した謎のゾーンに覆われたままになっていた。その九州近く下関にハニワ幻神が再び出現したことで物語は一気に動き出す。草薙剣児は鋼鉄神ジーグのパイロットとなり、幼なじみの珠城つばきや親友の美角鏡らと共に新ビルドベースの下、妃魅禍率いる邪魔大王国に戦いを挑むのであった。

登場人物

ビルドベース

草薙剣児(CV:小野大輔

本作の主人公。若干17歳ながらモータースポーツで活躍するプロライダーであり、武道にも精通しているスーパー高校生。しかし学力や精神年齢は残念の一言で、同級生からはバカでスケベな奴として扱われている。鋼鉄神ジーグのパイロットに選ばれたことで自身の運命と直面することとなる。

珠城つばき(CV:植田佳奈

剣児の幼なじみ。珠城美和の孫であり、新生ビッグシューターのパイロットの一人である。剣児とは付かず離れずの仲。

美角鏡(CV:千葉進歩

クールな二枚目の高校生。剣児とは正反対な人物だが、無二の親友である。ビルドベースに所属しており、ビッグシューターのパイロットも兼任している。その正体は・・・。

珠城美和(CV:兵藤まこ

ビルドベースの所長にしてつばきの祖母。50年前にビッグシューターを駆って司馬宙とともに邪魔大王国と戦った女傑であり、その胆力は今なお健在である。

司馬遷次郎(CV:上田陽司〈現:上田燿司〉)

初代ジーグこと司馬宙の父親。考古学と応用金属学の権威であり、邪魔大王国の復活に備えビルドベースを創設した。TVアニメ版と違って死亡しておらず、90歳に手が届く高齢だが、元気いっぱいな熱血じいさんである。厳格だがノリが良くて若者の味方である。

柳生充子(CV:野田順子

ビルドベースに所属する戦闘機部隊ビルドエンジェルの指揮官。ナイスバディの美女だが、剣術の達人でビルドエンジェルの中でもっとも武術に長けている。キャラのモデルは『ハレンチ学園』の十兵衛ちゃん。

早乙女門子(CV:森夏姫

筋肉質な女傑。実は50年前の自衛隊に所属していた女性パイロットであり、九州に張られた結界を突破した後に柳生充子に拾われてビルドエンジェルに合流した過去を持つ。モデルは『ガクエン退屈男』の早乙女門士。

身堂竜子(CV:岡村明美

ビルドエンジェルのパイロット。門子と同じく50年前の九州からやって来たのちにビルドエンジェルに所属した元自衛官。博識の持ち主だがしれっと物騒なことを言う怖いお姉さん。モデルは門子と同じく『ガクエン退屈男』の身堂竜馬。

司馬宙(CV:諏訪部順一

初代鋼鉄ジーグ。50年前に邪魔大王国と一大決戦を繰り広げた歴戦の勇者である。阿蘇山での最終決戦において体内に埋め込まれた銅鐸の力を発動させたことによって結果的に邪魔大王国を九州ごと封印することに成功。本作のキーキャラクターの一人であり、彼の探索が物語前半の要となっている。

大利博士(CV:千田光男

司馬遷次郎の協力者で宇宙ステーション要塞であるビルドステーションの所長。

破瑠覇(バルバ)

巨大な白虎のような姿の巨獣。邪魔大王国と敵対しているが鋼鉄ジーグの味方というわけではなく、ジーグの実力を見定めるべく何度も戦うこととなった。その正体は太古の昔にやって来た宇宙生物である。鋼鉄神ジーグにもひけを取らない戦闘力の持ち主。キャラのモデルは『電送人バルバー』のバルー。

ジーグと合体する事が出来、ジーグ・パーンサロイドのような姿になる『バルバジーグ」、宙の銅鐸と融合合体する『鋼鉄神ジーグ』がある。

邪魔大王国

妃魅禍(CV:木村亜希子

邪魔大王国を統べる女王。地球の生命を根絶やしにするべくハニワ幻神を率いて地上侵攻に打って出たが、50年前に鋼鉄ジーグによって九州の地に封印された。50年の歳月を経て復活し、銅鐸の力を得るために再びビルドベースと戦うことになった。残忍で冷酷だが部下には寛大であり、3幹部からはとても慕われている。その正体は宇宙からやって来た戦闘生命体である。

壱鬼馬(CV:石上裕一

妃魅禍に仕える3幹部のリーダー格。武人然とした戦士だが、目的のためなら手段を選ばない非情の策士でもある。妃魅禍と同じく3幹部も宇宙人に作られた戦闘生物である。

壬魔使(CV:松岡大介

3幹部の一人。左右非対称の独特なデザインをしている。残虐非道な性格の持ち主だが、ちょっと抜けている。

阿磨疎(CV:小伏伸之

3幹部の中でも怪物のような容姿の持ち主。悪鬼ではあるがノリが軽くてコメディリリーフめいたポジションである。ヒミカをとても慕っており、最終決戦時には「蹴ったねぇ!?妃魅禍さまにもまだ蹴って貰ってないのにィ!!」という迷言を残した。

メカニック

鋼鉄神ジーグ

新生ビルドベースで開発された次世代のジーグ。劇中では初代ジーグと同じく鋼鉄ジーグと呼ばれている。

マグネットパワーによって体を構成しており、状況に応じて様々な特殊兵器を瞬時に換装できる。初代ジーグと関節パーツが一緒なので、初代ジーグの装備を使用することも可能。

雷鋼馬というバイクが変形して頭部パーツとなるため初代ジーグのようにサイボーグを必要とはしないが、銅鐸の力をコアにしているため剣児にしか扱えない。

基本武装は初代ジーグと一緒だが、より高性能化している。

鋼鉄ジーグ

司馬宙が頭部に変形するお馴染みのジーグ。邪魔大王国とともに九州の地で眠りについていたが、先に復活したヒミカによって司馬宙が囚われてしまったため、終盤まで出番がなかった。

邪魔大王国との最終決戦時に満を持して復活。鋼鉄神ジーグにも引けを取らない活躍を見せた。

ちなみに外部出演のスーパーロボット大戦Kスーパーロボット大戦Lに於いては剣児ジーグとの区別の為、「磁偉倶」の当て字がスーパーロボット大戦DDでは剣児ジーグがジーグ、宙ジーグが鋼鉄ジーグという名称分けが為されている。

主題歌

オープニングテーマ

「STORMBRINGER」(第1話 - 第13話)

作詞・作曲 - 影山ヒロノブ / 編曲 - 須藤賢一、栗山善親

歌 - JAM_Project(水木一郎、影山ヒロノブ、松本梨香、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹、ヒカルド・クルーズ)

エンディングテーマ

「HEAVEN」(第1話 - 第12話)

作詞 - 谷山紀章 / 作曲・編曲 - 飯塚昌明

歌 - GRANRODEO(谷山紀章、飯塚昌明)

挿入歌

「Dead or Alive」

作詞・作曲 - 影山ヒロノブ / 編曲 - 須藤賢一、栗山善親

歌 - JAM Project(影山ヒロノブ、松本梨香、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹)

関連タグ

スーパーロボット大戦参戦作

スーパーロボット大戦K スーパーロボット大戦L スパロボ学園

スーパーロボット大戦DD: 初めての声付き参戦で、アニメ版鋼鉄ジーグと「並行世界の同一存在」という形で初共演する。「未来ロボダルタニアス」と世界観を共有。

鋼鉄神ジーグの編集履歴

2023/08/27 13:04:08 版

編集者:考える人

編集内容:一部修正。