概要
『鋼鉄神ジーグ』の敵勢力・邪魔大王国(じゃまだいおうこく)を統べる女王。
原作における女王ヒミカに相当するキャラクター。
三人の幹部 壱鬼馬(いきま)、壬魔使(みまし)、阿磨疎(あまそ)らを従えている。
彼らにハニワ幻神(作中における敵ロボット)を与え、強大な力を生み出すアイテム「銅鐸」を手に入れさせようとする。
その正体は太古の昔に異星人によって生み出された戦闘生命体であり、あらゆる負の感情をエネルギーに変える凶悪な存在である。
外見的特徴
独特な質感の金髪と赤い眼を持つ。肌は若干ピンクがかっている。
50年前の決戦時はTVアニメ版鋼鉄ジーグと同じ装束だったが、復活した際はグラマラスな肉体に申し訳程度の薄布と呪術師的な装飾品、爬虫類のような何かを纏っている(この爬虫類のような何かの手が、妃魅禍の豊満な胸を鷲掴みにして胸パーツを成している)。
人間とは異なる生物であるため成人の約5倍ほどの巨躯である。これに伴ってか頭身が高く、身体各部がスラッと長く描かれている。
行動
基本的には暗い本拠地である幻魔要塞に篭り、自ら戦線に出る事はない。かつての居場所であった宇宙へ進出するべく暗躍しており、同時に自らのエネルギーにするために地上の人間を根絶やしにしようとしている。
性格
一人称は「わらわ」。「~じゃ」「~しようぞ」など尊大な口調で話す。
悪の親玉の多分に漏れず、人間を見下し、人を想う心や絆の力を徹底的に軽視している。
呪いや憎しみなどの、いわゆる負の力こそが絶対最強と信じている。
しかし配下の者達をかわいいものと思っているようで、部下の失敗に激怒したり、無下に切り捨てたりなど非情な事は一切しない。それどころか舌を絡ませあったり体を触らせたりとご褒美もしっかり与えている。
そのためかイキマ、ミマシ、アマソらはヒミカのために命も惜しまぬほどの忠義を誓っている。
余談
アイキャッチにおいて主人公の草薙剣児に胸を鷲掴みにされるという一幕があり、その際の赤面してジト目で剣児を睨みつける表情が非常に可愛らしいと評判である。
しかし先述の設定の通りだと剣児の身体が大きい事になる為、アイキャッチ用の設定であろう。