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ハレンチ学園
7
永井豪の漫画。及びそれを原作とした映画、TVドラマ。

解説

昭和43年~47年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載。

永井豪の初期の代表作のひとつで、奇抜なコスチューム教師と教え子の生徒たちによる、校内外での破天荒な攻防を描いた学園コメディー作品。

少年誌で初めてオールヌードが載った作品として有名

ヒゲゴジラなどの個性的なキャラクターらが後年の漫画アニメに数々の影響を与えており、園子温はこの作品によって「救われた」と語っている。


当時の少年漫画としてはかなり過激お色気バイオレンス描写が描かれたこと、そしておそらく権威の欠片も無い破天荒な教師を描いた事から、PTAや教育委員会のみならずマスコミからも叩かれ、永井自身の人格を糾弾されるほどの総攻撃を受けることになった。当時の暴力やセクハラが横行していた教師像を風刺した作品である事を考えるとなかなか皮肉な話である。

その一方で警察関係者からは「たいしたことねーだろ」と思われていたり、毎日新聞のように擁護する者も少なくなかった。さらに言えば、当時はまだ新興勢力だった少年ジャンプの名を一躍メジャーに押し上げるヒット作となった。


第1部の後半は、それまでギャグ漫画然としていた世界が、ハレンチを許さない真面目な教師軍団に、登場人物が皆殺しにされるという衝撃的な展開となってしまった。が、その後「生き返った」キャラも少なくない。

この通称「ハレンチ大戦争」は、ファンの間では語り草となっている。


自伝(的作品)激マン!によると、当時の情勢もさることながらマジンガーZを連載したくなったのも打ち切りの原因のようだ。

この頃から作者自身も方向性の限界を感じており、全く新しい作品を描きたかったのだが、編集部に押される形で連載終了と再開を繰り返し、作品そのものは第4部まで存在する。

後の「もうちょっとだけ続くんじゃ」の元祖である。


また、昭和45年~46年にかけて、日活の制作による劇場版映画やTVドラマ(東京12チャンネルにて放送)で実写映像化がなされている。


2000年代、『ビジネスジャンプ』(こちらも集英社、現在廃刊)にて作者公式2次創作の『ハレンチ学園~ザ・カンパニー』なる漫画が掲載された。


登場キャラクター

()はニックネームなのだが大体そっちで呼ばれる。


※実写版では制作会社である日活への配慮からか、本名が「吉永百合夫」となっている。

関連タグ

キルラキル とんねるずのみなさんのおかげでした ヒゲゴジラ 表現の自由

解説

昭和43年~47年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載。

永井豪の初期の代表作のひとつで、奇抜なコスチューム教師と教え子の生徒たちによる、校内外での破天荒な攻防を描いた学園コメディー作品。

少年誌で初めてオールヌードが載った作品として有名

ヒゲゴジラなどの個性的なキャラクターらが後年の漫画アニメに数々の影響を与えており、園子温はこの作品によって「救われた」と語っている。


当時の少年漫画としてはかなり過激お色気バイオレンス描写が描かれたこと、そしておそらく権威の欠片も無い破天荒な教師を描いた事から、PTAや教育委員会のみならずマスコミからも叩かれ、永井自身の人格を糾弾されるほどの総攻撃を受けることになった。当時の暴力やセクハラが横行していた教師像を風刺した作品である事を考えるとなかなか皮肉な話である。

その一方で警察関係者からは「たいしたことねーだろ」と思われていたり、毎日新聞のように擁護する者も少なくなかった。さらに言えば、当時はまだ新興勢力だった少年ジャンプの名を一躍メジャーに押し上げるヒット作となった。


第1部の後半は、それまでギャグ漫画然としていた世界が、ハレンチを許さない真面目な教師軍団に、登場人物が皆殺しにされるという衝撃的な展開となってしまった。が、その後「生き返った」キャラも少なくない。

この通称「ハレンチ大戦争」は、ファンの間では語り草となっている。


自伝(的作品)激マン!によると、当時の情勢もさることながらマジンガーZを連載したくなったのも打ち切りの原因のようだ。

この頃から作者自身も方向性の限界を感じており、全く新しい作品を描きたかったのだが、編集部に押される形で連載終了と再開を繰り返し、作品そのものは第4部まで存在する。

後の「もうちょっとだけ続くんじゃ」の元祖である。


また、昭和45年~46年にかけて、日活の制作による劇場版映画やTVドラマ(東京12チャンネルにて放送)で実写映像化がなされている。


2000年代、『ビジネスジャンプ』(こちらも集英社、現在廃刊)にて作者公式2次創作の『ハレンチ学園~ザ・カンパニー』なる漫画が掲載された。


登場キャラクター

()はニックネームなのだが大体そっちで呼ばれる。


※実写版では制作会社である日活への配慮からか、本名が「吉永百合夫」となっている。

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