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ナーンの編集履歴2023/08/30 04:59:43 版
編集者:便所のドア
編集内容:誤字を訂正

概要

イランや北インド中東諸国で食べられるパン。日本ではタンドールで焼かれる薄く平べったいナーンがよく知られる。日本ではインド料理として知られるが、その発祥はペルシャ(イラン)にあり、イランではパン類全体の総称で、菓子パンのようなものも含める。

小麦粉で練って発酵させてつくるDoughと呼ばれる料理の一種で、中尾佐助は「皮パンと並ぶDough料理の双璧」と主張する。なお、中尾の影響を受けた宮崎駿漫画シュナの旅』では、劇中の普通の食物として「ナン」が登場する。

日本で市販されるナンは大きいものでも長さ20cm程度だが、インド料理で出る本格的なナンはこの2倍くらいのサイズで出ることが多い。初見でその大きさに面食らう日本人は少なくないだろう。店によってはさらにデカいのが出る。

日本のインド料理店ではカレーと並ぶインドの代表料理のような扱いを受けているが、インドでは焼成の手間や諸々の事情でナーンは家庭料理としては食べられない。北インドで常食されているパンと言えば一般にはチャパティプーリーである。食文化の異なる南インドではそもそもナーンを食べる習慣がない。

言い換えれば、ナンが主に食べられている北インドでも「自宅でナンが作れる」ような家庭は、仮に有ったとしても、日本や欧米で喩えるならば「自宅で本格的なパンを焼ける設備が有り、自宅での食事の際は自家製のパンを食べる」級か、それ以上のレアケースと思って間違いない。

インドであっても、ナンは「外食」か「テイクアウト」が基本なのである。

ナーンの編集履歴2023/08/30 04:59:43 版
編集者:便所のドア
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