小笠原諸島の南端近くに所在する、東西8 km、南北4 kmの島。
行政区分上は東京都小笠原村。
かつては民間人も在住していたが、太平洋戦争の激化にともない島外に全員が避難。
1944年に硫黄島の戦いが勃発、この戦いは父親たちの星条旗硫黄島からの手紙などの
映画のモデルとなった。
火山島であるためかつての地下豪は高い湿気である。
また、未だ多くの戦没者の遺骨が眠っている。
現在は海上自衛隊と航空自衛隊の基地が置かれ
硫黄島の戦いの遺族が慰霊に訪れる以外、一般の立ち入りはできない。
昔は「いおうじま」とも読んだが、後述の同名の島とかぶるため2007年に正式に「いおうとう」の読みに統一された。
いおうじまといおうとう
鹿児島県のトカラ列島にも漢字表記の同じ「硫黄島」があるがこちらは「いおうじま」と読み、現在でも民間人が在住する一般の島(行政区分では三島村)である。
映画が評判になった際、間違えてこちらの方に問い合わせをする人が続出したという。