概要
ゲーム『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場するカキツバタ×タロのカップリング。
同じイッシュ地方出身で、ブルーベリー学園の生徒かつブルベリーグ四天王でもある。
登場人物の中ではこの2人のみが2年生である。
スグリが騒動を起こす前のリーグ部ではカキツバタがランク1位、タロが2位で、2人のランクの上下が入れ替わったことは一度もない。
関係性について
バトルにおける専門タイプはカキツバタがドラゴンタイプ、タロがフェアリータイプである。
タイプ相性ではタロが有利であるにもかかわらず、タロは一度もカキツバタに勝てたことがない。
これはモブ部員との会話で明言されている公式設定である。
タロは基本的に他者には優しく接しており、好意を寄せてくる男子生徒たちにも余裕のある態度を保っているが、カキツバタに対しては様子が違い、厳しい物言いをすることも多い。
また、タロはカキツバタだけを呼び捨てで呼ぶという事実がカキツバタにより明言されている。
これらの理由について、単純に嫌っているのではという意見もあるが、タロは教師たちですら匙を投げているカキツバタをどうにかしようと動いている数少ない人物でもあるのである。
本当にただ嫌っているだけの相手にそんな労力をタロがかけるかというと、受け流すことも得意な彼女の性格から考えても筋が通らないのではないだろうか。
タロの言動がどういった感情から来ているのかは定かではないが、少なくともカキツバタはタロにとって、良くも悪くも他の人物たちとは違う特別な立ち位置にいる存在であることは確かだろう。
作中で明らかに好意を寄せているといった描写は見られないが、どこか互いに「他者とは違う特別さ」を随所に匂わせてくる2人であると言える。
部室会話
タロがカキツバタに仕事をさせようと奮闘している様子が見られる。
会話内ではタロお得意の「そういうのよくないと思います!」が発動したものの、それに対してカキツバタが笑顔で「オイラはいいと思いまーす!」と返し、逆にタロを動揺させるという結果に終わった。
特殊な共通要素
この2人の特殊要素として、それぞれがイッシュ地方のジムリーダーを家族に持つことが挙げられる。
カキツバタはソウリュウシティジムリーダーであるシャガの孫、タロはホドモエシティジムリーダーであるヤーコンの娘であることが作中で明らかになっている。
同じ地方のジムリーダー同士であり、特にイッシュ地方に関してはポケモンBWにてジムリーダー達が集い共に戦うというイベントもあったため、シャガとヤーコンにもそれなりに関わりがあった可能性は高い。
そこから察するに、その身近な血縁関係者であるこの2人も、学園に入学する前から顔見知りないしは幼馴染であった可能性も高いのではないかとファンの間で予想されている。
なお作中での言及はないため、真偽は不明である。