概要
主に精巣(あるいは卵巣)と副腎皮質から分泌され、男性らしさを増強する、促すホルモン。思春期以降の男性の筋肉質な体質、髭などの体毛を作る。また個人差が大きいが、一定の年齢になると男性にハゲをもたらす。
女性も思春期になると分泌量が増加し、少なからず女性器周辺の陰毛や腋毛などの体毛の増加をもたらす。男性ホルモンの分泌率が高いと、上記のような男性的なガッシリとした体付き、顔立ちになりスネ毛、濃い髭と眉毛、腕毛、女性器が上向き(いわゆるモリマン)の原因になるなど、体は女性なのに男性と然程、変わらないと悩む女性は多い。
特に思春期のような繊細な時期の女の子は、必然的に美というものに敏感になり、外へ出掛ける時などにはちょっとした化粧をする子もいるだろう。だからこそ、自身の容姿は何時だって気に掛けたいものである。
話を戻すが、男性は40台以降分泌量が減少するが、個人差が大きい。中年以降の男性の男性ホルモンの減少はうつ病の増加や認知症の発症リスクとも結び付けられている。
テストステロンは海馬に供給されることで不安感の減少や集中力・記憶力の向上に関わる機能がある。反対に不足していると、集中力・記憶力の下降や、不安感が増大して感情のコントロールが効かなくなり、攻撃的になる効果がある。