裁判沙汰
一部のキャラクターやシステム、グラフィック等が任天堂のファイアーエムブレムに酷似しており、またタイトルの「エムブレムサーガ」など同作を意識しているとしか思えない要素もあった為、任天堂がエンターブレインに販売差し止めや賠償金を求めて裁判を起こした。
一審においては、「キャラを複製しているとまではいえない」「著作権侵害と認めるのは難しい」となり、実質敗訴となったが、最終的には損害賠償を一部受け取る形で終結した。その後も任天堂側は不服として控訴したが退けられた。
尚、この裁判のゴタゴタを受けてか、PSアーカイブスでは配信されていない。
ティアリングサーガは販売元こそエンターブレインであるが、開発元は暗黒竜と光の剣からトラキア776まで関わった後にISを退社したゲームディレクター「加賀昭三」氏が立ち上げた会社ティルナノーグであり、そのことが問題の一因ではないかと言われている。
ちなみにであるが当初このタイトルだった際に発売元であるエンターブレインが発行する週刊ファミ通では、さもファイアーエムブレムの新作かのような誤解を招くような紹介の記事をしていた事があったりする。
この一件があってかファミ通の誌面がソニー贔屓的なものになったのはこれが原因という噂もまことしやかに流れたが真相は不明である。
ただ、少なくともこの一件で任天堂とファミ通は現在でも仲が悪いとされており諸説入り交じっている。