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CPUの編集履歴2012/07/12 12:49:10 版
編集内容:有名どころの整理

CPU

しーぴーゆー

中央演算処理装置(Central Processing Unit)の略。コンピュータのエンジン。

各種演算、メモリへのデータアクセス、各種出入力機器へのデータの出し入れといった処理を行う。

世の中に存在するCPUの大半は単体製品としては存在しておらず、メモリや各種周辺LSIなどを統合したMCU(マイクロコントローラ)として、さまざまな機器に組み込まれている。

最近のパソコン用CPUではシステムコントローラ(ノースブリッジ)やグラフィックコントローラ(GPU)も一緒に集積されていることがある。

有名どころ一覧

汎用

AMDパソコン・サーバー向けを中心にx86に特化
インテル現在はほぼパソコン・サーバー向けのx86で圧倒的シェアを誇る。過去にはi960などのRISCプロセッサやARM互換製品などを販売していた
IBMPowerPC・POWERシリーズ。現在はIBMのサーバ機のほか、PlayStation3、Wiiなどの据置ゲーム機が採用。PowerPCはAppleMacintoshのために開発された
モトローラMC68000シリーズ。過去にX68000などに採用。現在はFreeScaleとしてスピンアウトし、組み込み向けのPowerPCシリーズを手がける
サン・富士通SPARCシリーズ。Sunのワークステーションやサーバー機にてよく使われている
ARM組み込み用途におけるベストセラーCPU「ARMアーキテクチャ」を手がける。長らく組み込み市場に特化していたが、最近汎用市場に復帰。非常に優れた電力効率を武器にサーバへの採用が始まっている
ザイログZ80シリーズ。MSX含む初期のPCによく使われた

モバイル機器

ARMスマートフォンを含む携帯電話の大半に採用。また、iPod TouchiPad2GBA以降の任天堂の携帯機やPlayStation Vitaなど、モバイル機器の多くに採用。2011年には70億個のコアが販売され、世界で最も売れているCPUシリーズである
MIPSWindowsCE機やPS2PSPなど
インテルAtomシリーズ。ARMやMIPSより消費電力が多いのでモバイル市場では劣勢であり、一部のスマートフォンなどに採用されるのみ

マイクロコントローラ

ARMもともとパソコン用だが、1990年代以降多くのメーカーへのライセンスビジネスを展開しており、市場の大半を占めている
FreeScalePowerPCシリーズ、ColdFire
日立製作所SHシリーズ(SH-3,SH-4)過去にはドリームキャストセガサターンが採用していた
ザイログZ80シリーズ
インテル8051シリーズ。昔はMPUだったが、現在はLSI内組み込み用によく使われるようになった。ビット演算の多い用途によく使われている。

注:表内の企業については設計データなどのライセンス販売している会社や、現在では分社化・その部門のみ別メーカーとして合併しているところ、既に買収されたところがある。

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