「…よく見とけよ。そんで誰にも言うんじゃねえぞ」
概要
斑目一角の使用する卍解。
三つの特殊な形状をした巨大な刃物を鎖で一連に繋いだ卍解。
真ん中の刃の側面には龍の紋が彫られており、攻防の衝撃に応じて徐々に赤く染まってゆくのだが、これは卍解直後は未だ霊圧の大半を眠らせたままである『龍紋鬼灯丸』の霊圧解放率を示すメーターの役割を持つ。
斬れば斬るほど、戦えば戦うほどその攻撃力を上げる、一角に相応しい卍解である。
…のだが、壊れた卍解は修復が不可能という設定が明らかとなったため「壊れやすい上に壊れないと真価を発揮できない卍解」という(読者からは元々最低評価だったのに)致命的なデメリットを抱えた代物となってしまった。(一応、技術開発局の阿近の手で形だけは修復されている)
破壊された卍解は他にもあるが多少壊れたくらいでは何ともないものや修復能力を持つもの、改造して修復できるものなので、破壊=性能劣化なのは実質龍紋鬼灯丸だけに…。
更に、最大破壊力そのものも狛村のものに劣り、この卍解の霊圧向上は破壊力のみに注がれるため、普通なら霊圧向上に伴って自然と向上する防御力や速力は始解時から据え置き(※エドラドの見立て)。
但し、考察界隈では阿散井恋次が千年血戦編で斬魄刀の真の名をあげたことで新たな卍解を見せたことから、個人の事情で人前で披露しようとしなかった一角にもまだその段階があるのではないか…ということが希望的観測も含めて囁かれている(鬼灯の花言葉の一つ(「偽り」があること、上記の傷薬が能力であると判明しこれが龍紋鬼灯丸の能力とあまりにもかけ離れていることなどから可能性としては低くはない)。