概要
スプラトゥーンシリーズに登場するキャラクター。
ハイカラシティの路地裏でアヤシイ商売をしているウニ頭の青年。年齢は23歳(2では25歳、3では30歳)。北の地方出身。
名前の由来はおそらく「ダウナー+ウニ」から。その通りの気怠げな雰囲気を持ち、話しかけると「ちゅーーす」という挨拶を返してくる。
飄々とした性格に見えるが、怪しげな露天商を営む中で将来にぼんやりとした不安を感じているらしい。
ある程度ランクが上がると、広場にいる他のプレイヤーが装備しているギアを裏ルートから取り寄せてくれる。注文した次の日(実時間)に受け取り可能。取り寄せた場合の価格は不定だが、レア度とスロットの当たり外れ(注文元のギアと同じサブギアパワーがついてるかどうか)で凡そ決まるようだ。
中には100,000Gをふっかけられた事案もあるので要注意。
買わなかったからといってペナルティはない。
また、『スーパーサザエ』というアイテムを渡すことで所持しているギアのスロットを1つ増やしてくれる。既にスロット3つがギアパワーで埋まっている場合は、ギアパワーを三つまとめてランダムに付け替えることも可能(ランクが20以上だと、スーパーサザエの代わりに30000G払う事でギアパワーの付け替えもできる)。
しかしながら、サブパワーは全13種もあり、サブパワー三つの組み合わせは300通り以上。実際はギアのブランドによってパワーのつきやすさに偏りがあってある程度操作は可能だが、つきやすいパワーを三つ付けようとしても3%ほどという高いとは言い難い成功率。思い通りの構成にするのは実に難易度が高い。
先述のギア取り寄せの吹っかけっぷりもあって、多くのプレイヤーが彼に相当な金額ないしサザエを貢いでおり、怨嗟の声が絶えない。
ちなみに彼が欲しているのは厳密にはスーパーサザエのキモの部分らしく、余った貝のフタ部分を利用してギアのスロットをチューンしてくれている。
ウニ族はスーパーサザエの加工を得意としており、自前の針を使い器用に中身を取り出すことが出来るのだとか。
ダウニーの傍らには他の客から引き取ったと思しきスーパーサザエが何匹か置かれているが、そのサザエは怯えるようにガタガタと震えている。
そして反対側には山積みになったサザエの貝殻。更にダウニーの足元にはこれ見よがしにドライバーが置かれている。
彼は一体、サザエのキモをどうしているのか……大体想像はつくが、あまり想像したくない光景である。
スプラトゥーン2
前作でダウニーが担っていたギアの取り寄せやスロット増やしを引き受けている。
また、パワーの揃ったギアをクリーニングしてギアパワーのかけらを取り出すことができる。しかもこのかけらをまとまった数揃えると、好きなギアにパワーをつけることが可能。
誰もが望んだ任意(制限付きではあるが)のパワー付け替えとあって、公式ツイッターすら「ダウニーよりも有能なのでは?」と言ってしまう始末。
本作ではダウニーに話しかけることは出来ないが、カフェ店内で何やらパソコンを弄っている。イカ研究員によるとハイカラシティで稼いだ元手を使い、涼しい店内でコーヒーを飲みながら更に金を増やそうと色々やっているらしい。
ファイナルフェスでは混沌派陣営。公式曰く、「カフェでPCを操るその手は、すでに世界を操り始めている?世界の秩序を巧みに利用しているが、その精神はどう考えても混沌派だろう」とのこと。
スプラトゥーン3
スプラトゥーン3ではエキスパンション・パス「ハイカラシティ」で再登場している。路地裏に佇み、傍らに大量のスーパーサザエが転がっているのは7年前と変わらず。
ただ容姿は変化しており、アゴ髭を生やしメガネを掛けている。青年に成長したスパイキーと比べ、こちらはおっさん感が増したと言えよう。
『2』から『3』の間にかけて様々な商売に手を出し莫大なおカネを得て、ひととおり贅沢な趣味も経験してみたが、ある日急に飽きて興味が無くなったらしく、資産の殆どを使い果たしてしまった模様。
結果古巣であるハイカラシティの路地裏に再び舞い戻ってきたとのこと。
本作ではスパイキーと同様、ギアパワーの付け替えやゲソタウンからの商品配達も行ってくれる。
プレイヤーのランクが上がり「イカしてる」ヤツになった際に、プレイヤーに対して「昔会った最高にイカしてるアイツによく似てる。もしかして本人?いやまさかな...。」といった旨の言葉を掛けてくれるちょっとしたファンサービスがある。
関連イラスト
関連タグ
ガンガゼ:ウニの一種。長い棘を筆頭に外観が似ており、おそらく元ネタ。