概要
筋骨隆々の大男。
化け物じみた風貌をしており、夏場でもファーコート姿で顔をフードで覆っている。
身体能力は凄まじく、素手でドアを剥ぎとったり、小指だけで腕立て伏せならぬ指立て伏せが出来る。
気まぐれで常識が全く通じない上に気に入らない相手に対しては銃や刃物を恐れることなく無邪気に暴力や拷問で痛めつける等、作中でトップクラスの危険人物と言える。
作中での行動
ギャル汚くん編で初登場。
「愛人に手を出した(ブラフの可能性もあるが)」という理由でイケメンゴレンジャイの尚也を監禁して拷問にかけ、
彼の仲間であった小川純(以下ジュン)に電話で慰謝料100万円を要求した。
脅しに屈したジュンから金を受け取ると約束通りに尚也を解放するが、今度はジュンの自宅と実家をつきとめて彼の家族を人質にする形で更に金を請求して恐喝。ちなみにジュンは保身で友人の根岸(ネッシー)を身代わりにしていた。
そして、ジュンに誘導される形で丑嶋馨を襲撃するが、直後に柄崎の運転する車に跳ね飛ばされ、倒れた隙に丑嶋に右腕を踏み折られて敗北。丑嶋が去った後に「顔は憶えたからな」と報復を宣言した。
なお、肉蝮から逃れたジュンは最終的に丑嶋に制裁され、身代わりにされた根岸も肉蝮に襲撃されて金を強奪された上に意識不明の重体となった模様。
その後、復讐くん編やヤクザくん編で再登場。終盤に念願かなって丑嶋と再戦し、「右腕を折られたために自慰行為ができず苦労した」という味のある愚痴と共に鉄柱で襲いかかる。腕力では丑嶋を圧倒し、首尾よく丑嶋を撲殺するかに見えたが、またも柄崎の運転する車に轢かれて敗北。丑嶋に高額な落とし前を要求され、悪態をつきながら倒れた。
実写版
演者は新井浩文。
基本的に原作通りにジュンを恐喝しているが、作中では彼の幼馴染である鈴木美來をも人質にした他、イベサーの会場に侵入して丑嶋と格闘戦を繰り広げる等、いくつか設定が原作とは異なっている。
また、実写版における根岸は肉蝮ではなく高田に襲撃されて病院送りにされている。
スピンオフ
主役を務める、やわらかスピリッツで連載中の『闇金ウシジマくん外伝 肉蝮伝説』では、刑務所上がりであることが判明。
理不尽かつ傍若無人に暴れまわる様は本編同様だが、話の構成上ダークヒーロー的な側面が強くなっている。罪のない人間に危害を加えるシーンが多少減っているほか、気に入った相手に対しては寛容な姿勢を見せるなど、本編にはなかった一面を見せている。
関連タグ
キチガイ※実際に劇中で伏字にする形でこのセリフが使われている。
ガブリール…女版肉蝮と言える凶悪キャラ。