概要
ロシアの南西部にあるカムルイク共和国で目撃されている、スネーク(蛇)と名づけられているが、明確な目口がある頭部や骨がない灰色のミミズのような姿と解釈されるUMAである。
体長は60㎝と普通の蛇程度の大きさで直径は15~20㎝ほどあり、エクスプローディング(爆発)と名に付けられているとおり、棒などで叩くなど刺激を与えるとたちまち破裂してしまう。
そして、その場にはこのUMAのものだと思われる粘液と、ぼろきれのような皮が残されるのだという。
これは身体の一部を囮にしてどこかに逃れたわけでは無く、状況から単に自爆したと思われている。
実在する生物にジバクアリがいるが、こちらは働き蟻が自爆し、敵を道連れにすると同時に仲間に注意を促し危険を知らせるといわれる。単独生活の生物が自爆するのはただの無意味な自滅に過ぎないため、もしかしたらエクスプローディング・スネークも社会性を持つのかもしれない。
現地のオイラト族カムルイク人には「灰色の短い蛇」と呼ばれており、1997年6月6日にロシアのUMA研究家コフマン博士(獣人アルマスの研究で有名)が知人に宛てた手紙が紹介されたことで、一般に知られるようになった。