タバスコ
たばすこ
アメリカ合衆国のマキルヘニー社が19世紀後半に考案したという調味料。世界的に有名なホットソースである。Tabasco。
概要
日本ではピザやスパゲティに必ずといっていいほど付属される定番の調味料(アメリカではステーキソースやバーベキューソースが主な用途)。
キダチトウガラシの一品種「タバスコ・ペッパー」に岩塩、穀物酢、唐辛子を合わせたものを樽で三年寝かせて作られる。
よく罰ゲームで「タバスコ一気飲み」や「鼻タバスコ」などがあるが、強い刺激物の粘膜からの吸収は身体に深刻なダメージに負う可能性があるためお勧めできない。
現在ではタバスコソースのバリエーションが増えているが、2019年には通常の10倍の辛さを誇るスコーピオンソースが発売された。スコヴィル値こそサドンデスソースに劣るものの、激辛である事には変わりなく、むしろパインやグァバ等のトロピカルな果汁も含まれている事によって味がバランス良く仕上がっている。
余談
- アントニオ猪木が輸入して一儲けしようとした商品の一つ。
- 1988年からアメリカ軍のMREに1/8オンス(約3.7ml)入りのミニボトルが採用され、多くの兵士を救ってきた(主に味覚的な意味で)。現在ではイギリス軍やオーストラリア軍(こちらは3ml入りのパック式)なども採用している。
- 日本では正田醤油が大口の輸入代理店を務める。タバスコを使用した万能醤油、ピザトーストソースなど発売されている。
- タバスコに関しては商標権の関係上で、ペッパーソースなどと言い換えているものも存在する。瓶入りのソースは同じなのだが……。
- タバスコにあやかって、類似品の商品名も〇〇スコとしたものもよく売られている。
- タバスコのライバル商品として有名なソースが「マリーシャープス」である。