概要
マリオシリーズに登場するピーチ姫が暮している城。『スーパーマリオRPG』で「キノコ城」として初めて登場したが、この頃はデザインが大幅に異なっており、同年に発売された『スーパーマリオ64』で現在のデザインになる。作品ごとに内装が異なっているが、ピンク色の屋根やお堀があるなどの外観は基本的に同じ。
スーパーマリオシリーズ本編だけでなく、RPG作品やマリオカートシリーズにも登場するが、城を乗っ取られたり、襲撃を受けて壊されたり、挙げ句城ごと攫われたりなど、ピーチ姫の誘拐と比例して散々な目に遭わされている。
64でデザインが変更された後もしばらくはキノコ城と呼ばれていたが、2000年代後半から「ピーチ城」に名称が統一されて今に至る。ピーチ城に正式に名称変更されてからはたまにキノコ城が誤表記と指摘されることがあるが、どちらかというとかつての設定の名残と言った方が良いだろう。
その他、スポーツ系の作品などでは「ピーチキャッスル」といった名称になることもある。
なお、ピーチ城と呼ばれたのは『大乱闘スマッシュブラザーズ』のステージ名として使われたのが初めてであり、意外にもマリオシリーズではなかった。ディレクターを務めた桜井政博氏の勘違いとされている。