腕時計とは
その歴史は古く、最初に腕時計が作られたのは19世紀頃と言われている。一般普及したのは軍事目的からであり、その後はビジネスツールとして定番化した。現在はほとんど誤差が発生しない電波時計や水晶を利用したクォーツ式時計が主流であるが、機械式なども根強い人気がある。
ストップウォッチ・カレンダー・防水など様々な機能を持つものもある。
海外ではロレックス、オメガ、ブレゲ、フランク・ミューラー、IWCなどの超高級ブランドが名高く、スイスやアメリカには多数の名門企業があり、OEMも少なくない。日本で腕時計を作っている著名な会社としては、SEIKO、CITIZEN、オリエント時計(セイコーに事業吸収)、CASIOなどが知られ、国産でもグランドセイコー、ザ・シチズン、オリエントスターなどは数十万単位の高級品である。CASIOはG-SHOCKや電波時計に強みを持ち、他とは少し毛色が異なる。
スマートフォン普及によって、腕時計の利用者は減少傾向にあるが、それでも会議や出先などで時間を確認したいときには至便であり、根強い人気を誇っている。また筆記具(ボールペンや万年筆)とともに営業マンの必須アイテムであり、商談相手は相手の腕時計を見ている事が多かったりする(暗黙の信用の証となっている)。
絵に描く時は、右利きの人物なら左手(絵なら、閲覧者から見て右側)に腕時計が付くので、注意して描こう。また、手の甲と手のひらどちらが表になるかだが、男性用は手の甲に時計盤が来るものが一般的。