色々な省略名称があるが、以下の3つが有名であろう。
- International Watch Company(スイスにある高級腕時計ブランド)
- International Wine challenge(インターナショナルワインチャレンジ、いわばワインの国際品評会。いろんな部門もあり、日本酒のサケチャレンジも知られる)
- 国際捕鯨委員会(nternational Whaling Commission)
ここで述べるのは腕時計メーカーについてである。
IWC(時計ブランド)
Internationa Watch Company(インターナショナルウォッチカンパニー)、略してIWCという。わかりやすくシンプルな名前だが、日本では古くからインターと呼ばれ、その高級感とともに精度の高さで評価されてきたメーカーであり、70年前まではインターといえば、ロレックスに伍する高級腕時計メーカーとして日本を席巻してきた。その後、腕時計の量産化と価格破壊が進み、IWCも多分にもれず方針転換を余儀なくされるが、80年代になって再び機械式が復権したことと、腕利きの職人が残っていたことで、再び国際的なブランド力を高めていくことになり、今に至っている。
スイス製だが、拠点がドイツ寄りの場所にあるため、他社とは一線を画しあくまで機能性重視のもの、いわばドイツっぽい製品を作っている特徴がある。それゆえデザインは至ってシンプルであり、それも日本人に受けてきた理由でもある。日本では6ブランドのうち、クラシックデザインのポートフィノ、メタリックなパイロットウォッチの人気が高い(サムネール画像)。パイロットウォッチはその名の通り、英国空軍のために開発された精度と堅牢性重視の時計となっている。
IWC愛用の芸能人も多い(小栗旬、国分太一、綾野剛など)が、日本では男性が圧倒的に多い(海外では女性俳優にも人気があるようだが)。