ナギ(ファイアーエムブレム)
なぎ
概要
『新・暗黒竜と光の剣』及び『新・紋章の謎』のリメイクにあたって追加されたキャラクター。
新・暗黒竜では、「24章終了時にチキが死亡しており、かつ神剣ファルシオンを所有していない」場合のみ進める24章外伝で登場する。どちらか一方の条件だけでは外伝に行けないので注意。
一見キツイ条件に思えるが、24章でファルシオンをもたせたチキをロストさせる事で、「条件判定の間はファルシオンが失われているが、章終了後に輸送隊に戻ってくる」「条件判定終了後にオームの杖を使えば問題なくチキの復活が可能」と言う事で、特に問題はなかったりする。
マルス達の住む世界とまったく異なる次元に存在する、閉ざされた空間にある塔で棺の中で眠りについていたが、マルスの救いを求める心により目覚めた。眠っていたまえの記憶がなく、自分の名前以外何も覚えていなかった。
なぜか「ファルシオン」を持っており(威力は通常のファルシオンよりも劣る)、ガトーやメディウスと関わりがあるようだが、関係は不明。
『新・紋章の謎』では、竜の祭壇に向かうマルスたちの下へガトーに連れられて登場。
今作では『新・暗黒竜』でマルスと出会わなかったとされており、ここで初対面となる。
やはり記憶喪失で、それまでの経緯も話さず、正体に関しても、引き続きぼかされている。
イベントの内容や会話から、メディウスのように時を経て復活した未来のチキが時空を越えてきたと捉えられる描写もなされているが、『新・暗黒竜』でバヌトゥがチキについて喋ったとき、『暗黒竜と光の剣』と『紋章の謎』にはあった「ナーガ一族のただ一人の生き残り」との台詞が消えていたことから、別のナーガの親族かナーガの妻でチキの母親である神竜族の王妃とも捉えられるようになっている。
さらに、ガトーが唯一敬語を使う相手であったり、エンディングでは「神竜王の化身」とされてナーガ自身のような扱いとなっていたりと、正体は明かされていない。
その後、2000年後が舞台の「覚醒」では、紋章の謎時代には既に故人であるはずのナーガがマムクートとは違う神のような形で復活している描写がある。
この外に、支援会話でンンに対して「早く寝なさい」という謎のお告げを発していたこと、
「絶望の未来」編での展開でチキがナーガを襲名することがあるなどの展開があった。
それらを勘案すると、覚醒で登場するナーガは紋章の謎と同一の存在ではなく、彼女がナーガを襲名したものかもしれない。
神竜王の化身 ナギ
「わたしは、ナギ…
神竜の意志を繋ぐ者…
あなたの…名前を、おしえて…」
属性 | 緑 |
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兵種 | 竜/重装 |
武器 | 異空のブレス(専用)(竜特効) |
奥義 | 太陽 |
A | 遠距離反撃 |
B | 奥義隊形3 |
C | 竜の技量3 |
2019年9月から登場。この見た目で重装となっている。
ステータスは鈍足な速さ以外全て高い。
専用武器は様々な効果が含まれており、範囲奥義ダメージを80%軽減する効果に神竜族共通の竜特効とレイヴン効果というかなり盛られた効果を複数持つ。登場時の環境で猛威をふるっていたオフェリアやドーマ、闇チキ、闇カムイなどの無属性竜へのメタ的な意味合いが強い。加えてAスキルに遠距離反撃、Bスキルに奥義隊形も備えている。
難点としては速さが低く、奥義隊形とはあまり噛み合わない。加えて自身にも竜特攻の弱点に重装特攻にも弱い。追撃させたいなら迎撃隊形に変えるか聖印の切り返しで対応しよう。
2023年6月のアップデートで錬成武器対象に。自分のHPが25%以上の時は戦闘中、敵の攻撃魔防-5かつダメージを与えるだけでHPが7回復が追加。特殊錬成効果は敵から攻撃されるか敵のHPが75%以上の時は戦闘中さらに敵の攻撃魔防-5かつ自分は守備魔防のデバフ無効と魔防の回避効果。これでデバフ効果とHP回復追加に守備魔防のデバフも受けず耐久面を強化する新たな個性を得た。
余談
担当声優の島本須美はファイアーエムブレムシリーズではOVAでエリスを演っていたがヒーローズ声優では初となり、実に23年ぶりの担当になる。その後ヒーローズに登場したエリスの声も続投し、2022年に通常版が実装した。