概要
第21話のラストでジョーカーにキャンディとデコルデコールを奪われたプリキュア達。
そして第22話の予告では、そんなプリキュア達を踏みにじるジョーカーの姿が描かれ、その中でキュアピースが見せたのがこの表情であった。
ただし、ダブルピースの件で監督が言及していたように、誤解を招くようなコラ画像や二次創作はほどほどに。こちらが絶望することになるのだから・・・
22話予告にて
ジョーカーの前に恐怖するキュアハッピーや、打ちひしがれてるキュアマーチとキュアビューティという描写が流れていたが、その時はまだプリキュア達が完全には心折れていないともいえる表情であった。
しかし最後に流れたピースのこの顔がどう考えても幼児向けアニメとは思えない、「どうあがいても絶望」としか形容できない表情であった。来週どんなことが起きるのだろうと視聴者に思わせる上では成功しているとは思うが、twitter上でもアイコンをこの顔にする人が大増殖してしまった。
22話本編にて
上記の予告どおり、戦闘序盤からジョーカーがプリキュアの攻撃をあしらい、ハッピーシャワーをトランプのカードに吸収し、バッドエンド砲(仮)として返された。返された攻撃はポップがかろうじて防いだが、次に放った5人の個人合体技をも吸収し、巨大なバッドエンド砲(仮)として返され、5人はその攻撃をモロに受けて敗北。その後、最後に残ったデコルを手品で隠したり(奪う)、トランプタワーを作って壊したりと、恐怖するプリキュアたちに追い打ちをかけるようにジョーカーが挑発する。
その中でジョーカーがプリキュア達を挑発する中でピースに花を差し出したと思ったら目の前で枯らして「あなたたちに残されているのはただ一つ、無限の絶望だけです」と言い、ピースにあの表情を引き起こした。他の4人も同じような表情となり、皇帝ピエーロを復活させる「最後のバッドエナジー」を発するまでに至った。
(余談だが、2度目に技を吸収された時のハッピーの目も結構恐ろしい事になっている)
その後
第23話にて、バッドエンド王国の幹部との直接対決時、一時は劣勢になり、22話のように追い詰められるが、今度は希望を失わずに闘い、見事にリベンジを果たした。
キュアピースは泣いて鼻水まで出しながらも
このように根性ある顔をみせた。
ジョーカーは、ポップの協力によるビューティブリザードをゼロ距離から喰らい敗北。22話のようにカードで防ぐことができなかった。ジョーカーに限って言えばやけにあっさりと倒された感はあり、またジョーカーの性格上、ここで終わりとも思えないが、とりあえず22話の雪辱を果たしたと言える。
結論
この絶望感あふれる演出は、23話の熱い闘いと希望、そしてあきらめない心を描くための演出である。
絶望に打ち勝ってこそのプリキュアであることを忘れずにいたい
関連イラスト
そのあまりのインパクトにより、放送終了から現在進行形で沢山のイラストが生産される。
そして、他メンバーの絶望化や他作品キャラクターの絶望化など幅広い用途で描かれている。