概要
バレンヌ帝国の隣国であるカンバーランドの王子。国王ハロルドの末っ子であり、1番のお気に入りとされている。
一流の武人である兄ゲオルグと賢い姉ソフィアを尊敬している。自身は優しい性格で国民からも人気だが、同時に遊びが好きであり、よく1人で町外れの森の中にある「秘密基地」に行ってしまう。
家族からも民からも愛されていた彼だが、教育係である宰相サイフリートがクーデターを起こし、父王を暗殺したことで状況は一変する。
その後の運命
主人公である皇帝の行動によってその後は大きく変化する。
皇帝がクーデターの場に居合わせた場合は、彼を助けた上で事件を解決する事になる。
その後皇帝自身の手でサイフリートを倒せばトーマは正式に王となり、帝国にカンバーランドを領土として献上する。そして皇帝からその名代として国を治めるよう命じられる。
皇帝がクーデターの途中で介入を放棄・あるいは途中の戦闘で全滅するか、そもそもカンバーランドを訪れる事なく年代を経過させると、トーマはサイフリートに地下牢へ幽閉されたまま生涯を終える事になる。
その場合は彼の亡霊を成仏させることでサイフリートの居場所へと乗り込めるようになる。
生存したまま皇帝の名代となった場合、以後は年代経過に合わせて「トーマ○世」という子孫が登場し、ヒラガと同じように世代を重ねて行く事になる。
生存させても特にゲーム的なメリットは無いが、彼もエンディングに登場するようになる。
備考
初代のトーマは、実は1世ではなく0世である。
世代はヒラガ同様255世でカウンターストップするが、バグ技かデータ改造を使わない限りは88世までしか行けない。
パーティに加わる予定があったらしく、仲間になった状態の彼のデータが存在する。しかし能力値はオアイーブや詩人と同一である。
戦闘時の各種グラフィックも用意されていたが、没グラフィックはすべて頭身がやや高かった。これは彼がホーリーオーダーになる予定だったため。