概要
新幹線超進化研究所 東海指令室名古屋支部に所属する特務ロボ『シンカリオンZ』の一体。
『シンカリオンN700Aのぞみ』(及び『N700Sのぞみ』)の改修機とされる。
第11話より登場。
今迄蓄積された戦闘記録から収集したデータと技術の粋を集めて制作され、鯱をイメージしたと思われる頭部を持ち武骨な雰囲気を持つ。
両手に装着した接近鉄甲拳『イヌクギクロー』が武器。スプリームキックなどの格闘技で戦う。
配備されていた複数の機体を動かすリュウジの適合率が『劇場版』から『Z』の合間で全く動かせくなるまでに低下したため、彼が通う空手道場で、後輩の安城兄弟を後継者として選抜した。
専用の機構『デュアル・グランパス・システム』(2人乗り)により、シマカゼも乗り込み一緒に戦うも、『シンカリオンZ_ドクターイエロー』に搭乗するようになってからはナガラ一人で運転しており本編で使用することはなかった。
『ヤマノテ・クライシス』にて久方ぶりに兄弟二人乗りで戦った。
ちなみに実車は16両編成だが、シンカリオンZの編成は9両に短縮されており、1+5+7+8+9+10+12+15+16号車となっている。
Z合体
- 全高:27.5m
- 重量:131.4t
ザイライナーHC85ヒダと合体した形態。2両が変形し、両腕・両脚が強化される。
腕部アーマーで防御力、脚部スラスターで機動力をアップし、近距離格闘に適したパワーアップをする。
『ヒダハイブリッドソード』を2本連結した『ヒダハイブリッドナギナタ』が武器。肩アーマー内部にはエネルギー砲を搭載しており、遠距離攻撃も可能になった。
2両のZ合体のため強力なのだが、設計上の問題から訓練時のZ合体後に機能停止する不具合が発生。
トコナミが鉄道総合技術研究所に主任研究員として出向した際に開発を進めていた『超進化電導ケーブル』を組み込んだことで克服し、関ヶ原での戦闘で真価を発揮して以降、2両合体にはこのシステムが採用されることになる。
関連動画
関連タグ
HC85ヒダ:対応ザイライナー
N700Aのぞみ:原型機とされるシンカリオン。5年経ったことでN700AからN700Sに変更されたがコンセプトは引き継がれている。
N700Sのぞみ:前作に於けるN700Sのシンカリオン。こちらはE5はやぶさMkⅡと同じ変形機構をもつ。アニメには未登場。
N700Sかもめ:九州仕様のN700SのシンカリオンZ。