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クサトベラ科の編集履歴

2023-11-23 01:26:13 バージョン

クサトベラ科

くさとべらか

双子葉類キク目に属する科のひとつ。半分に切られたような特徴的な花の形がロベリアなどのミゾカクシ亜科の植物に似ているが、系統的に異なる。

概要

真正双子葉類キク目に属する科で、放射相称の花を真っ二つに切ったような特徴的なの形態で知られる。この花の形は同じキク目のキキョウ科ミゾカクシ亜科に似ているため両者の類縁関係が古くから議論されてきたが、分子系統解析に基づく系統樹では、両者は離れた場所に位置付けられている。雌しべの先端がカップ状になっている(集粉器)ことも特徴。


南半球オセアニアを中心に草本、木本の種が分布し、世界に400種ほどがある。日本には南西諸島小笠原諸島に常緑低木のクサトベラ1種のみが自生する。


園芸種としては、園芸植物でクサトベラ属(スカエボラ属)のaemula種がブルーファンフラワーやサンク・エールなどとして流通しているほか、ダンピエラゴーデニアヴェレアウキシアレシュノルティア(レケナウルティア)などの属名が知られている。

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