ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

クサトベラ科の編集履歴

2023-11-23 01:33:23 バージョン

クサトベラ科

くさとべらか

双子葉類キク目に属する科のひとつ。花弁が一方に寄る特徴的な花の形がミゾカクシ属の植物に似ているが、系統的に異なる。

概要

真正双子葉類キク目に属する科で、放射相称の花を真っ二つに切ったような特徴的なの形態で知られる。この花の形は同じキク目のキキョウ科ミゾカクシ亜科に似ているため両者の類縁関係が古くから議論されてきたが、分子系統解析に基づく系統樹では、両者は離れた場所に位置付けられている。雌しべの先端がカップ状になっている(集粉器)ことも特徴。


南半球オセアニアを中心に草本、木本の種が分布し、世界に400種ほどがある。日本には南西諸島小笠原諸島に常緑低木のクサトベラ1種のみが自生する。


園芸植物としては、クサトベラ属(スカエボラ属)のaemula種が「ブルーファンフラワー」や「サンク・エール」などの商品名で流通しているほか、ダンピエラゴーデニアヴェレアウキシアレシュノルティア(レケナウルティア)などの属名が知られている。


関連タグ

キク目

ロベリア...花の形が似ているがキキョウ科ミゾカクシ亜科に属し、系統的には離れている。

キク科...分子系統解析に基づく系統樹では系統が近いとされる。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました