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ウェス・ブルーマリンの編集履歴

2023-11-26 02:11:51 バージョン

ウェス・ブルーマリン

うぇすぶるーまりん

『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」に登場する人物。

概要

ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」に登場する人物。


初登場は、ある人物の回想にて。


人物

回想では学生。校則で禁止だったバイト中に、校則違反がばれる事をかえりみずひったくりに遭っていた女性、ペルラ・プッチを助ける様子から、素行は悪いながら心根は誠実な、正義感を心に宿す純粋な青年。


助けた女性のペルラ・プッチとは後に恋仲となり、幸福な将来への兆しを感じさせていた・・・が



因みに、愛称でウェザーと呼ばれていた。毛皮(ファー)の帽子なのか毛髪なのか判別しづらい頭が特徴(同じ学生で、帽子と髪の毛が一体化した彼のように、被り物と髪の毛が一体化してる人なのかもしれない)。


関連項目

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

ペルラ・プッチ


その正体


以下、『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」の重大なネタバレを含みます。これからコミックアニメを楽しみにしている方は閲覧注意。










































































ウェス・ブルーマリンとは、本編序盤に登場していたウェザー・リポートと同一人物。つまり失われていた彼の名前と過去(の記憶)にあたる人物。



なぜウェス・ブルーマリン(ウェザー・リポート)は記憶喪失となってしまったのか。



その数奇な理由(いきさつ)は時を遡り、恋人であるペルラ・プッチの兄であり神父見習いだったエンリコ・プッチが出会った「ある秘密」から、巡り巡って引き起こされてしまった悲劇によるもの……



当時は学生で神父の手伝いをしていたエンリコは、偶然とある女性の懺悔を聞いてしまう。

内容は「死んだ自分の赤ん坊とプッチという家の赤ん坊をすり替えてしまった」というものであった。



生まれてすぐ死んだと聞いていた双子の弟がどこかで生きている



しかし、懺悔の内容は誰にも話してはならないという掟ゆえに、エンリコはこの真実を心に秘めていることしかできなかった。

月日は流れ、妹・ペルラはボーイフレンドができたことを嬉々として兄・エンリコに話す。兄は好奇心からそのボーイフレンドの素性を調べてしまう。

そして、愕然とした。



そのボーイフレンド・ウェザーこそが、エンリコの双子の弟(ドメニコ)だったからである



兄妹が愛し合うことになってしまうこと、それだけは避けなくてはならない(兄は宗教上の理由もあってそれを認めるわけにはいかなかったであろう)と考えたエンリコは、何でも屋へ「何も聞かずに2人を別れさせる」事を依頼する(ウェザーを別れさせれば、ペルラは自分たちが兄妹であることを知らずに済む。そしてエンリコは前述にある懺悔室の掟で、2人が実の兄妹であることを誰かに話すことはできない)。

しかし、エンリコは何でも屋とその仲間が白人至上主義の過激派とは知らず、ウェザーの育ての親が黒人であることも知らなかった。過激派はウェザーの両親の家に放火し、その息子・ウェザーに瀕死の重傷を負わせ、この依頼がペルラの兄からのものであることをウェザーとペルラに告げる。そしてウェザーは瀕死の重傷を負ったまま、崖に生えた木へ首を吊られた。そして彼氏が死んだと思ったペルラは、ウェザーの後を追って自殺した。

運命は、兄・エンリコの願望と正反対の最悪な結末を迎えた。


この厄災がきっかけとなり、かつて偶然に巡り会った男・DIOからもらったスタンドの矢がひとりでに動き、エンリコ・プッチの首元を貫いた。これによりエンリコはスタンド能力に覚醒。その影響で、血縁関係にある双子の弟・ウェザーにもスタンド能力が覚醒する。

実は一命を取り留めていたウェザーは恋人・ペルラが死んだことを知り、それが(この結末を望んでいたわけではなかったものの)ペルラの兄による差し金で起こったことを振り返る。

非情な現実に絶望し、すべてを呪うウェザーは自分とペルラの2人を襲撃した過激派たちをスタンド能力で殺害。そしてウェザーは恋人の後を追いかけ自殺を試みるも、その全てが自身のスタンド能力によって阻まれる(拳銃自殺を試みれば火薬が湿って発砲できず、崖から飛び降りれば突風が、入水自殺すれば波が彼を救った)。そしてウェザーのスタンド能力は暴走し、町全体を飲みこんでゆく。そこにエンリコ・プッチが現れ、自分がウェザーの実の兄であることを告げた。ウェザーがそれを聞いた直後の一瞬の隙を突き、スタンド「ホワイトスネイク」で彼の記憶をDISCにして抜き取る。

こうしてウェザーは記憶を失い、スタンド能力の暴走も収まったのである。



女性は、悲惨な人生の中のただ1つの希望であった我が子を失った現実を受け入れられず、赤ん坊をすり替えてしまった。

ペルラは、何も知らずただ純粋にウェザーを愛していた。

ウェザーも、何も知らぬままペルラを愛した。

エンリコは、その何も知らぬ大切な妹を傷つけまいと、彼女の幸せを願っただけだった。


一体、誰が悪いのだろうか? みんなが「愛した」だけなのに……。





そして時は進み本編中盤の後半。

エンリコ・プッチことプッチ神父の下にいながら独自の思惑で行動し始めたドナテロ・ヴェルサスは、このウェザーの記憶DISCの存在を知る。プッチ神父を出し抜いて天国へ行き「幸せになる」事を目的とした彼は(その思惑はヴェルサスの項を参照。彼は異常な程の不幸に見舞われている)、このDISCを使ってウェザーのスタンド能力を再び暴走させるのだった…

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