「俺は一晩寝て英気を養ったから大丈夫!」
概要
『仮面ライダー響鬼』に登場する仮面ライダーの一人。
素早い身のこなしで戦う太鼓の音撃戦士で、サポーターや弟子は持たず単独で行動する。駄洒落好きな性格(弟子がいないのはそれに閉口してしまうためか?)。
しかし、その実力は本物であり、ザンキも認めている。
仮面ライダー威吹鬼と仮面ライダー轟鬼とのコンビネーションで一度は敗れたヨロイツチグモの武者童子を倒した。
外見
茶色の身体で、縁取りと腕は青緑。響鬼と似た襷が特徴的だが、留め具は青緑色の六角形をしている。
鬼としては小柄な方で、他の鬼と比べても一回り小さい。
人間態は登場しなかった。
諸元
身の丈 | 五尺六寸(約170cm) |
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目方 | 三十五貫(約140kg) |
装備
音撃棒・緑勝(ろくしょう)
ベルトの後ろに装備している2本の太鼓の撥のような武器。
鬼石部分は暗い緑色で、緑色の炎を発生させる事ができる。
名前の由来は「緑青」。
音撃鼓・白緑(はくりょく)
ベルトのバックルに付いている太鼓のような装備。外して敵に装着する事で巨大化する。
音撃鼓・火炎鼓の色違いで縁が緑色。
名前の由来は恐らく「迫力」。
必殺技
音撃打・必殺必中の型
巨大化した白緑を緑勝で叩いて清めの音を発して敵を斃す。
劇中ではヨロイツチグモに対し、威吹鬼の音撃射・疾風一閃、音撃斬・雷電激震と共に放つが撃破に至らなかった。
演じた俳優
CV及びスーツアクター
なお、『響鬼』のナレーションを担当した中井和哉が声を担当したという説もあるがソースは無い。ただ、仮面ライダー裁鬼のように複数の人物が声を担当している例もあるので、この説を完全に否定することはできない。
備考
170cmと鬼では小柄という設定だが、スーツアクターの永瀬尚希の身長は175cmであり、腰を落とした姿勢をとったりする事で小柄に見せている。
『響鬼 特写写真集』ではスーツが仮面ライダー朱鬼に改造されたことが記されている。
放送終了後の2006年3月によみうりランドで開催されたスペシャルショーに鋭鬼が登場しているが、これはアトラクション用スーツと改造されなかった撮影用頭部を組み合わせたものだと思われる。
尚、番組前半でPを務めた髙寺成紀のTwitterによれば、元々は津村努の変身体である暁鬼のスーツであったものが転用されたものとのこと。