「一晩寝て、英気を養ったからな!」
概要
『仮面ライダー響鬼』に登場する仮面ライダーの一人。
猛士の関東支部に所属する11人の鬼の1人で、太鼓の音撃戦士である。サポーターや弟子は持たず単独で行動する。駄洒落好きな性格(弟子がいないのはそれに閉口してしまうためか?)。
しかし、その実力は本物であり、ザンキも認めている。
音撃棒を振るうと緑色の炎が発生し、仮面ライダー威吹鬼と仮面ライダー轟鬼とのコンビネーションでヨロイツチグモの武者童子を倒した。
外見
茶色の身体で、縁取りと腕は青緑。鬼としては小柄な方で、他の鬼と比べても一回り小さい。
人間態は登場しなかった。
装備
音撃棒・緑勝(ろくしょう)
ベルトの後ろに装備している2本の太鼓の撥のような武器。
音撃鼓・白緑(はくりょく)
ベルトのバックルに付いている太鼓のような装備。外して敵に装着する事で巨大化する。
必殺技
音撃打・必殺必中の型
巨大化した白緑を緑勝で叩いて清めの音を発して敵を斃す。
演じた俳優
CV及びスーツアクター
なお、『響鬼』のナレーションを担当した中井和哉が声を担当したという説もあるがソースは無い。ただ、仮面ライダー裁鬼のように複数の人物が声を担当している例もあるので、この説を完全に否定することはできない。
備考
170cmと鬼では小柄という設定だが、スーツアクターの永瀬尚希の身長は175cmであり、腰を落とした姿勢をとったりする事で小柄に見せている。
『響鬼 特写写真集』ではスーツが仮面ライダー朱鬼に改造されたことが記されている。
放送終了後の2006年3月によみうりランドで開催されたスペシャルショーに鋭鬼が登場しているが、これはアトラクション用スーツと改造されなかった撮影用頭部を組み合わせたものだと思われる。
尚、番組前半でPを務めた髙寺成紀のTwitterによれば、元々は津村努の変身体である暁鬼のスーツであったものが転用されたものとのこと。