虫の音の夜
はたけをむしばむむしたいじ
主な出来事
・SKaRDでは、怪獣対策講座の説明会練習が行われていた。アンリはこれまで関わらなかった仕事を押し付けられている様な感覚を覚えていた。ハルノ・レツの謹慎の話題が出たことでゲントとエミは上層部への複雑な感情を見せていた。
・そんな時、テルアキの実家から一本の電話が入る。それは兄から父が倒れたと言う連絡だった。
・実家の山梨に戻ったテルアキはチャイムを押すと外で作業をしてた兄マサアキが出てきて父の具合はと聞くと玄関から父ショウゴが出てき家に入ると開口一番にお見合いを勧められ忙しい時に嘘をついてまで防衛隊を辞めろと言われたことに若干ご立腹になっている。
・そんな中、テルアキは聞いたことの無い虫の鳴き声を聞いた。マサアキ曰くここ最近よく聞こえるらしい。そんな中、近所の農家が駆け込んできた。『畑がまたやられた!』という言葉に焦りを隠せないマサアキはその畑に向かい、テルアキもその後を追う。
・畑は土の性質が変化して作物も変色、枯れていた。マサアキが言うにはこの一ヶ月で町の農家で同様の被害が相次いでいるらしく、それが原因で父ショウゴは心労を起こしたらしい。
・畑の柵が明らかにイノシシより大きな動物に破壊された痕跡があることからテルアキ達は周辺の見回りを始める。
・山の様子を見に来たテルアキとショウゴは最近、出来たばかりの洞窟を見つける。すると中から例の虫の音が周辺に響き渡ると同時に虫のような人間より一回り大きな生物が飛び出してきた。
・飛び掛かった生物にテルアキが負傷。テルアキはショウゴとその場を離れる。
・SKaRD.CPにて怪獣対策講座の準備が出来たゲント達が向かおうとした時、テルアキから『複数の昆虫型生物の出現』の連絡と録画した生物の映像が送られてくる。アンリ達は出動を要請されたが無断で出撃すれば、問題になるのでは?と言うが、事後承諾をすれば良いとゲントは出動を命じる。
・負傷したテルアキとショウゴは草木の間に身を隠す。ショウゴはテルアキの身を案じて防衛隊を辞めてほしいと懇願するが、テルアキは『父さんからこの生き方を教わった』と返す。
・そこに先程の生物が現れ見つかってしまう。生物は鳴き声を上げると周辺から次々と同じ生物が姿を現し包囲される。
・テルアキに飛び掛かった一体を引き剥がそうと木の枝で応戦するショウゴも弾き飛ばされ、もう一体に襲われそうになる。危機一髪の所にゲント達が到着、テルアキ達を襲っていた生物達を駆除してその場を離脱する。