HINOKIO

ひのきお

2005年公開の映画。

概要

2005年 7月9日に公開された映画。

ロボットによる代理登校を通じた人々の心の交流を描くジュブナイルストーリー。

ウルトラシリーズの美術監督として知られる池谷仙克が美術に参加しておりデジタル合成を用いる作品に初めて挑んでいるほか、『ファイヤーマン』の怪獣バランダーVが作中のヒーロー「キングザイオン」として登場している。

交通事故によって母親を失い、自身も下半身に障害が残ってしまった岩本サトルは、そのショックから引きこもりになってしまっていた。

事故から一年後、不登校に対する新たな試みとしてロボットによる代理登校制度が試験的に導入。その第一号としてサトルが選ばれ、父から与えられた人型ロボット「H-603」を操縦し一年ぶりに学校へ登校する。

それらに偏見を持つクラスのいじめグループのリーダーである工藤ジュンによるいじめもあったが、ジュンたちも徐々にH-603と打ち解けていき、檜が材質に使われていることから、ピノキオと掛けて「ヒノキオ」という名前をあたえられる。