CV:三森すずこ
概要
「黄金の魔女」と称される女性で時を操る力を持ち、その力で未来の世界を絶望の淵に追いやった。
たとえ彼女を倒したとしても時間を巻き戻すことで復活し、また存在を生まれる前に戻すことで消滅させるという恐ろしいことも可能である。
体からは黄金の蛇が数匹生えている。
ユニット性能
黄金の魔女 グルヴェイグ(神階英雄)
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 魔法/騎馬 |
武器 | 終端グルヴェイグ(専用) |
奥義 | 時は光(専用) |
A | 鬼神飛燕の炎撃 |
B | 魔の蛇毒 |
C | 守備魔防の紫煙3 |
当時は敵ユニットのみだったが2023年11月から理の神階英雄で登場。
ステータスは攻撃と速さはかなり高いがHP、守備、魔防は低い。
専用武器は「終端グルヴェイグ」に変更。
その効果はキラー武器効果と自分から攻撃するか敵のHPが75%以上だと戦闘中、全ステータス+5かつ自分の速さ15%分、攻撃速さが増加して見切り追撃効果。もう一つは自分から攻撃した時、最初に受けるダメージを70%軽減して戦闘後、HP7回復。攻撃速さが増加すること以外敵ユニット時と変わらないがダメージ軽減条件に対しては緩和かつ強化されて回復も付いた。
そして自分から攻撃して戦闘後、再行動かつ自分とダブル相手にグラビティ付与。これは伝承(聖祭)リーフにあった専用奥義「ノヴァの聖戦士」と全く同じ効果だが発動した後、2ターンの間は発動不可になる。
専用奥義「時は光」は自分の速さ45%分、奥義ダメージに加算してキャンセル無効。もう一つは自分から攻撃してかつ生存時に戦闘後、再行動可能になるが自分とダブルを組んでいる味方にグラビティ付与。武器と奥義で計3回行動できるという行動力の高い効果。
蛇毒のグレードアップ版が登場。自分から攻撃した時のみ戦闘開始後から固定ダメージ7を与えられるようになり、もう一つは戦闘中、敵の速さ魔防-4かつ敵の魔防20%分、ダメージに加算が追加。固定ダメージは蛇毒2同等の威力に減ってしまうが戦闘開始時へと早くなり、与えるダメージを増やせるようになった。
しかし耐久面は基本両方低めでほとんど自分から攻撃する前提でないと弱い。移動だけ済ませてしまうと隙が起きてしまい、騎馬特攻や相手から攻められると大きな攻撃ではほぼ一撃。自分から攻めても軽減効果無効では無意味。
過去、現在、未来 グルヴェイグ
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 魔法/飛行 |
武器 | 円環の力(専用) |
奥義 | 月光 |
A | 鬼神飛燕の炎撃 |
B | 時を戻す黄金の魔女(専用) |
C | 攻撃速さの信義4 |
第7回英雄総選挙で女性部門1位を獲得したことで2023年8月から登場。セイズの面影を感じる見た目をしている。ヒーローズ勢初の1位の快挙も遂げる。
ステータスは攻撃速さは高いが魔防はかなり低い。
専用武器はキラー武器と再移動(1)が発動可能に加えて自分から攻撃するか有利な状態を付与している時は戦争中、全ステータス+5かつターン数×2分、攻撃速さが上がる(最大10)かつ速さの20%分、ダメージに加算しつつ見切り追撃効果。自分が有利かつ速いほど効果を発揮しやすくなる。
一撃系の新たな応用かつグレードアップ版が登場。従来の効果に変化はないが戦闘開始前に固定ダメージ+7が追加。そして戦闘後に戦った敵のマスとそのマスに自分がいる方向の左右二マスに天脈・炎を付与。
このマスは「遠距離武器の敵が移動する時のみマスを+1消費」する効果で機動力を殺す事が出来る。さらにそのマスにいる敵は「敵軍ターン及び戦闘開始後、固定ダメージ+7」でHPも削る、まさに妨害特化の一撃系効果。
専用Bスキル「時を戻す黄金の魔女」は自分のHPが50%以上で自分から攻撃した時のみ最初に受けるダメージを60%軽減。もう一つはHP条件無しで自分から攻撃した時のみ戦闘後、再行動かつ自分とダブルを組んでいる味方はグラビティ付与。発動した後の2ターンは発動不可で武器のグルヴェイグと同じ効果を持ってきた。そして戦闘中、敵の速さ魔防-5。
基本攻める事が前提で受けは不得意寄り。軽減効果無効や二回攻撃には弱く、当然飛行特攻だと一撃。
余談
「グルヴェイグ」というのは北欧神話のヴァン神族の女神。
3回焼かれたがそのたびに蘇った、という設定から「時を操る」設定になったと思われる。
「黄金の魔女」なのもグルヴェイグが「黄金の力」を意味するため。
担当声優の三森すずこ氏はファイアーエムブレムシリーズ初担当。
ちなみに本作のこれまでのアプリアイコンに表示されたキャラは、どれも各部のヒロイン枠が務めていたが、何故か今回はボス枠であるはずのグルヴェイグが務めている。
その為、一部の召喚士(プレイヤー)の間では、実は彼女が7部の真のヒロイン枠ではないかという声があるが、真相はいかに…
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この先、ネタバレ注意。
彼女の正体
その正体は、セイズの未来の姿。
グルヴェイグ(セイズ)は、世界を滅ぼした後に「黄金の蛇」の意向に沿って無限ループを重ね、力を増していった。
クワシルはグルヴェイグ(セイズ)の過去の姿であり、エクラとセイズとの邂逅を果たしたら儀式を行い、記憶の大半を消してセイズとなる。
そして、セイズの妹のヘイズは未来で生まれたエクラとセイズの娘であり、グルヴェイグ降臨の為に作られた道具。
「黄金の蛇」によって蝕まれきった彼女をセイズが殺害することで「黄金の蛇」がセイズに移行し、それを筆頭とした数多の絶望によってセイズがグルヴェイグへと堕ちていくというのがニョルズの企てであった。
つまり
①世界をグルヴェイグが滅ぼす。
②世界が滅びたタイミングでヘイズ誕生、「黄金の蛇」の呪いを植え付け、セイズのいる現代の時代へ転移。
③「自分の結末はグルヴェイグである事実」の記憶を保持し、クワシルへ退化。
④クワシルがセイズとエクラに邂逅したら、「自分の未来はグルヴェイグであり、過去はクワシルである事実」の記憶を消し、セイズとなる儀式を行う。
※クワシルはこの時エクラに「輝くブレイザブリク」を渡す。
⑤セイズは光の王ニョルズの力を借り受け過去へ転移、そこでクワシルと邂逅し、グルヴェイグがセイズらを元の時代へ戻す。
※この過程で地の女神ネルトゥスと邂逅。シャロンのおねだりで窮地を脱し、この出来事が現代の時代で役立つこととなる。
⑥元の時代に戻ったタイミングで、ヘイズの中の「黄金の蛇」が暴走し、苦渋の決意でヘイズを殺害。
→ヘイズの中の「黄金の蛇」がセイズに移行する。
⑦地の女神ネルトゥスの「土」がエクラの輝くブレイザブリクに宿る。
※④で得た「輝くブレイザブリク」は①で死亡したエクラの物。
実は黄金の蛇が無限ループで力を増していると同時に、ネルトゥスの力もこのループで力を増している。
①’グルヴェイグと戦うが、ネルトゥスの力が不十分だった為に敗北。
→以降、②〜⑦を繰り返す。
⑧ネルトゥスの力が十分溜まった状態でクワシル、グルヴェイグと戦い勝利。
グルヴェイグらは円環から解放されたのか、幸せそうに消滅した。