概要
2009年12月4日放送「ジャイアンのいい所はどこ?」に登場。
このペンで書いたことは、必ず本当のことになる。ペンを折るなどして破壊すると、ソーナルペンの効果が消える。
ストーリー
「友達」という題で二人一組になり、互いのいい所を書くという作文の宿題が出たので、のび太はしずかと組もうとするがジャイアンに無理やり組まされてしまう。下校中にジャイアンのいい所を色々考えるも全て他者に被害を与えるものばかりで、泣き付くとドラえもんはこのペンを出してくれるが、直後に0点のテストがママに見つかってしまう。そこでのび太はとっさにこのペンで「ママは僕の0点を見ても怒らない」と書き、ママは笑顔で帰って行った。
だがそこにジャイアンとスネ夫がやって来て作文はもう書けたか聞きに来て、更にいい所を思い出させるとキーパーの練習を強制させたので、「タケシ君はキーパーをやって僕に蹴らせてくれる優しい友達です」と書き、ジャイアンはキーパーをすることになったが、のび太がボールを蹴った拍子に靴も同時にジャイアンの顔に飛んでしまう。だがジャイアンは怒りを堪えながら「キーパーにはよくあることだ」とのび太を許したので、スネ夫はいい気になってジャイアンの顔目掛けてボールを蹴るも、今度はボコボコに殴られてしまった。
その後のび太はジャイアンが皆から漫画や菓子を取り上げようとした際にもこのペンを使用し、ジャイアンは皆に漫画を貸したり、せんべいを分けたりすることとなった。そしてそこにしずか達女子が通りがかったため、のび太はジャイアンにヘソ踊りをさせたが、大笑いしたことで自身の仕業であることがバレてしまい殴られそうになったので、再びこのペンで「タケシ君はどんなことがあっても暴力を振るわない優しい友達です」と書いて何とか殴られずに済んだ。
しかし直後にのび太は不良たちの恐喝にあってしまい、ジャイアンはのび太をかばうも先ほどのペンの効果により一方的に蹴られるばかりだった。これにのび太は我慢できなくなり不良たちに飛び掛かっていくも結局二人とも負けてしまい、なぜ自分を助けたのか聞くとそれは心の友だからということでこれに感動したのび太はソーナルペンを壊すことにした。だがこれによりペンの効果が消え、のび太は今まで抑えていた怒りが爆発したジャイアンに追いかけられるも、心の中では「僕の友達タケシ君は意地悪で乱暴者です。でも本当は弱い者の味方で喧嘩が強くて頼りになる僕の大好きな友達です」とジャイアンのいい所を再認識するのだった。