データ
初出 | 第9世代 |
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タイプ | ドラゴン |
威力 | 80 |
命中 | 100 |
PP | 5 |
分類 | 特殊 |
直接攻撃 | - |
範囲 | 単体 |
効果 | 30%の確率で威力が2倍になる |
英語名 | Fickle Beam |
解説
カミツオロチが進化と同時に習得する専用技。
口から黄金色のドラゴンエネルギーを発射するという「りゅうのはどう」と似た内容で、威力80・PP5と、一見そちらの下位互換にも見える。
しかし、この技の真髄はその追加効果にあり、なんと一定の確率(30%)で威力が2倍になる。
倍になった時の威力160は、伝説専用技である「ドラゴンエナジー」(威力最大時)や「ときのほうこう」の150を超え、単独でドラゴンタイプ最大打点技となる。
ちなみに3割で威力160も出ると聞くとかつて無いスゴイ技に一瞬見えるが実際の所は高速アタッカーがアイアンヘッド等で3割で怯ませると与えるダメージの期待値は変わらない。こちらは後攻でも威力が上がる点は大きなメリットだが、あちらは連続で怯んだらその分追加で打てるので威力が2倍以上になる場合もある。
技説明によると、この威力増強は本来気まぐれなオロチュ達が全員攻撃に参加することで発揮されるらしく、威力が倍になった際には「カミツオロチは 本気を 出した!」という専用メッセージが表示される。
現状はカミツオロチの専用技であるが、多頭竜のサザンドラやアローラナッシー、同じく共生状態のドラパルト等に今後流用される可能性は大いにあるだろう。
余談
英語名は「Fickle Beam」という。尚ビームと表記されているのは英語名だけ。
「Fickle」が「気まぐれな」という意味のある形容詞のため比較的そのまんまであるが、日本語版における「きまぐれな性格」(全ステータスの補正が±0になる性格の一つ)にあたる性格は英語圏では「Quirky」と表記されており、違う単語になっていたりする(Quirkyは「風変わりな」の意)。
日本語名は単純に「気まぐれ+レーザー」と認識しても問題なく意味が通るが、加えてキタカミの文化に大きく関わる青森の方言として「怒る」という意味の「きまぐ」が存在するため、ダブルミーニングなのではないかとも予想されている。