概要
第1世代MS用強化パーツとして開発されていた性能向上パッケージ。UC系における所謂フルアーマータイプ。以下、アサルトシュラウドはASで省略する。
増加装甲や肩部に装備された武装、バックパック及び脚部に追加された高出力スラスターで構成され、戦闘中でもパイロットの任意でパージすることができる。
これによって火力と宇宙空間における機動性は向上したが、ASはMSのコンセプトをスポイルするかの如き重厚な装備であり、有重力下における機動力の低下は否めない。
地球連合軍で開発では、アサルトシュラウド装備型デュエルとの交戦データから追加装甲ユニット「フォルテストラ」が開発されている。
デュエル用
兄弟機であるストライクとの戦闘でデュエルが中破した際に、改修を兼ねてこのASが装着される。デュエル用に再設計したもので、肩部にレールガンとミサイルポッドが装備されている。
「ストライクに傷をつけられた恨みを晴らす」という目的で追加した装備でありながらフェイズシフト装甲には効かない実弾武器だらけだが、ダメージが無いだけでノックバックは受ける上にエネルギー消耗も馬鹿にならないため無駄なわけではない。
そのため既存装備の改修という事情に加えて「避けにくくノックバックが強い実弾武器を使うことで、自分はエネルギー消耗を抑えつつストライクを動きを封じつつエネルギー切れに追い込むか、本命となるビームライフルを当てる布石に使う」という戦い方を想定したものと思われる。
しかし使い始めてすぐに地上に戦場が移って機動力の問題が出た上にストライクはスカイグラスパーによるストライカーパック換装という継戦力の向上手段を得てしまったのでこれらの運用は出来ずに終わった。
砂漠などではその自重を支えられないなど欠点も多く、地上では専らフライトシステム・グゥルの補助を受けて作戦に参加していた。
220mm径5連装ミサイルポッド
デュエルの修繕作業の折にバスターの装備を参考にイザークが装備させた。単品での発射のほか、シヴァやビームライフルとともによくフルバーストで使用される。
115mmレールガン「シヴァ」
ジン等のザフト製MSの新型ライフルとして開発されていた試作品を、デュエル修繕作業の折にターレット式固定装備として改造したもの。レールが弾丸と接触する磁場投射方式をとっているため砲身の負荷は高くなっているものの、速射性や破壊力の増強と小型化を両立している。実弾のほかプラズマ弾の切り替えも可能な汎用性を持つが、GAT-Xシリーズ鹵獲に伴うビームライフルの普及で標準装備としての地位は失う。その後はフリーダムやゲイツRに採用される固定式レールガンの技術的な礎となった。
ジン用
ジン用に設計されたAS。AS装備時のジンは「ジンアサルト」と呼称。
増加装甲には固定武器や増設スラスターが搭載されており、火力・装甲・推力の全てが強化されるため、増加した重量による機動性の低下も最低限に抑えられている。
ASと言えばデュエルが連想されがちだが、元々は防御力に難点のあったジンの性能強化を目的に開発されたものである。
しかし、ビーム兵器を主兵装とする新型機が登場したことで新型レールライフルと共に存在価値が薄まり、生産された数はごく少数に留まった。
シグー用
シグー用に設計されたAS。装備時のシグーは「シグーアサルト」と呼称。
ジンと同様のASによる装備アップデートも計画されていたが、ゲイツに主力機の座を取られてしまい、ASもまた生産数が少なくなってしまい、シグーアサルトはザフトにおいて事実上幻の機体となってしまった。