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運命の再会!ダンとアンヌの編集履歴

2024-01-11 21:12:46 バージョン

運命の再会!ダンとアンヌ

うんめいのさいかいだんとあんぬ

ウルトラマンレオ第29話のサブタイトル

前後のストーリー


1974年10月25日放送。

脚本:阿井文瓶、監督:山本正孝、特技監督:矢島信男

日本の童話シリーズの一作であり「狐がくれた子」をモデルにしている。

フルタイトルは「日本名作民話シリーズ!運命の再会!ダンとアンヌ」

予告

地上のあらゆる物が宙に浮く!不思議な念力を持つ少年ウリー。

その影に寄り添う優しい微笑み

その時、モロボシ・ダンの目が光った

ウリーがママと呼ぶのは誰だ?

そして、ゲンの銃口の前に立ち塞がるダンは何故?

さぁ、みんなで見ようウルトラマンレオ!


あらすじ

ある日、トオルは神社の境内で友人の子どもたちと遊んでいた。すると、百子は赤い服を着た一人の少年がこちらを見ていることに気づく。百子は少年をトオルたちの仲間に入れ、一緒におしくらまんじゅうをして遊ばせるが、少年は唸り声を上げながら念力を発動。トオルたちを苦しめてしまう。


現場に急行したゲンとダン。ダンは逃走しようとする少年を追い、少年との念力勝負に勝って、少年を追い詰めた。すると、少年は和服を着た女性を「ママ」と呼び助けを求める。その女性はなんとダンがかつてウルトラ警備隊でともに戦い、悲しい別れをした友里アンヌにそっくりだった。


再会を喜ぶダンだったが、その女性は「私はアンヌじゃありません」と否定する。そして、念力を使う少年のことを「ウリー」と呼び、ウリーは女性のことを「ママ」と呼んだ。ウリーが宇宙人ということは、女性も宇宙人ということ。しかしそれが信じられないダンは翌日再び女性と対面する。


解説

ウルトラマンレオの中でも最も解釈が難しいエピソードである。

  • 結局この女性はアンヌだったのか、よく似た別人だったのか?
  • 仮にアンヌだとしたら何故宇宙人の母親になっているのか?そしてウリーの父親は誰なのか?
  • なぜこの女性はこれほどまでにダンを拒むのか?
  • なぜこの女性はダンと呼ばず、MACの隊長さん、隊長さんと呼ぶのか?

数多くの謎を残したまま物語は完結。結局本当の意味でダンとアンヌが再会を果たすのはULTRASEVENX最終回となる。


この話のベースになっている「狐がくれた子」という題名の童話は実は存在しない。平安時代安倍晴明の両親となった人間の男と狐の女の話である『信太妻』と1971年に公開された勝新太郎主演の『狐のくれた赤ん坊』がモデルになっていると言う説がある。


関連項目

ウリンガ:このエピソードに登場する怪獣。

ウルトラマンレオ

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