概要
うごメモ職人「ドルン」氏による一次創作漫画。2013年1月からうごくメモ帳(DSi版)でスタートした。
主人公である万引き小僧(トップ絵の少年)が万引きを働いて逮捕されるというのが物語の基本的な構成。
最終回編を含めて79話ある(番外編を除く)。
登場人物
万引き小僧
主人公。Tと書いてある帽子を被っているのが特徴。
様々なお店に行っては万引きを働き、逮捕されたら脱獄するという生活を毎度毎度繰り返している。
戦闘力は高めで、スーパー伊東の店員全員(神さん含む)をフルボッコにしたことがある。また、帽子をブーメラン代わりにして物を盗むという高度なテクニックも持っている。
幼い頃はイグラムと仲が良かった。
19話では夜の9時にコンビーニの外で寝ており、帰る家が無いことが判明。
最終回では過去が語られ、母親は彼が生まれてすぐに亡くなり、父親は彼が幼い頃に交通事故で亡くなり、家も失って独りぼっちだったという(発言から親戚等も居ない模様)。そのため全然教育させてもらっておらず、ブロッコリーやお金を知らなかった(彼が万引きを働いたのはそもそもお金を知らなかったため)。
その後、帰る家が無い彼は、店員達から誘われ、コンビーニで働くことになった。そして2年後の物語へ続く。
コンビーニ
コンビーニ店員
コンビーニの店員。白いキャップを被っている。
コンビーニ店長
コンビーニの店長。「店長」と書かれた白いキャップを被っている。
2年後の物語であるひろしの日記では辞職している模様。
スーパー伊東
スーパー伊東店員
スーパー伊東の店員。黒いキャップ(ひろしの日記では緑色)を被っている。
スーパー伊東店長
スーパー伊東の店長。「店長」と書かれた黒いキャップ(ひろしの日記では緑色)を被っている。
神さんに嫉妬しており、様々な嫌がらせをしている。
神さん
縦長の顔に大きく「神」と書かれたキャラ。
地球の破壊を宣言したりAKBの曲を歌おうとして逮捕されたことがある。
本作ではスーパー伊東で働いている。
23話のみ何故か他のキャラと同じ顔のサイズになっていた(逮捕時は縦長のまま)。
たこ焼き屋
池川たこ夫
たこ焼き屋を営業している男性。額に「焼」と書かれており、赤いハチマキをしている。
お客さんが店に入ると「へいらっしゃい!今日は何にする?」と言う。
DSi版ひろしの日記では1年前の彼が登場しており、「日本一」と書かれた白いハチマキをしていた。また、本名もひろしの日記で明らかになった。
看板のタコ
たこ焼き屋の看板にある赤いタコ。喋ったり手足を生やしたりすることができる。ある意味ホラー。
ゲーム屋
ゲーム屋店長
ゲーム屋の店長。2本の髪の毛と黒いキャップが特徴。
必殺技は「店長パンチ」。
58話ではイグラムを万引き小僧と勘違いして攻撃してしまった。この他、99DSで店のガラスを破壊するなど、失態を起こすことがある。
ゲーム屋店長の父親
59話のみの登場。ガラスを割った店長を叱った。
その他
鼻デカ男
その名の通り、鼻がデカい少年。自己紹介の際に自分の事をイケメンと自称するナルシスト。
「〇〇円用意し!!」と叫んで逮捕されることが多い。また、鏡を見て自分がイケメンじゃないことに気付いて飛び降り自殺をしようとしたこともある。
一時的に目デカ男、口デカ男共々万引き小僧の部下になったことがある。
最終回編では母親が病で倒れ、治療にかかる費用が出せずに絶望していた。しかし、イグラムによる策略で母親は帰らぬ人となってしまい、万引き小僧を逆恨みしてしまう。真実を知った後はイグラムを止めるために動く。
目デカ男
その名の通り、目がデカい少年。大きい目をしているのにもかかわらず、目薬が入らなかったという。
鼻デカ男の部下のような存在。
万引き小僧・鼻デカ男・口デカ男が万引きに失敗している中、彼だけ大量に万引きを成功させたことがある。
また、意外と女子にモテる様で、バレンタインデーには(鼻デカ男・口デカ男がチョコを義理チョコ1個すら貰えなかったのに対し)自身は大量のチョコを貰っていた。
続編「ひろしの日記」にも登場し、コンビーニでイロレンジャーの本を立ち読みをしていたが、店長(万引き小僧)に注意され、ビビった彼はコンビーニの壁を破壊するほどのスピードで逃げて行った。その後、店長(万引き小僧)に壁の修理代を請求された模様。
口デカ男
その名の通り、口がデカい少年。大きい口をしているのにもかかわらず、せんべいが食べられなかったという。
鼻デカ男の部下のような存在。
金さん
顔に金と書かれたキャラクター。
銀さんを煽って殴られるという場面が多い。
銀さん
顔に銀と書かれたキャラクター。
金さんに煽られては何度もパンチし、逮捕されている。
変な奴
万引きの主人公になったと自称する謎の人物。
2本の角と2本の髪の毛、そして頭に刺さった骨が特徴。
何回逮捕されても蘇るが、フルボッコには耐えられなかった。
イグラム
万引き小僧の幼なじみ。Eと書いてある帽子を被っているのが特徴。本作のラスボス的存在。
初登場は58話で、ゲーム屋店長から勘違いで攻撃されてしまった。
最終回編では鼻デカ男の母を救う素振りを見せて命を奪い、その罪を万引き小僧に着せている。また、時限爆弾で街を爆破する計画を進めた(最終的に万引き小僧達に阻止された)。
その後逮捕されたが、釈放されたのか「ひろしの日記」にも登場している。
バスター
イグラムが作ったロボット。基本命令されたことはなんでも出来る。
最終回編で初登場し、万引き小僧達と戦った。しかし、店員達の連携には敵わず破壊された。
その後修復されたのか、若しくは2号機が新造されたのか、「ひろしの日記」にも登場している。
エピソード一覧
万引き小僧が狙うお店ごとにエピソードが分かれており、それぞれ大体10~20話程度ある。
なお、○○編というのは便宜上のタイトルである(最終回編を除く)。
コンビーニ編(1~19)
万引き小僧が万引きをするお話。伝説はここから始まった。
この頃はまだ設定が固まっていなかったのか、キャラクターの台詞が設定とは異なったり、前後の話の繋がりが曖昧だったりする。
スーパー伊東編(20~36)
第2ステージ。ブロッコリーは美味しい。ニンジンはまずい。
神さん初登場。
話の途中で万引き小僧は部下を作るが…?
たこ焼き屋編(37~50)
第3ステージ。たまに赤い棒人間が踊る。
実はコンビーニの近くにあり、コンビーニ店員もちょくちょく出演。
ゲーム屋編(51~60)
第4ステージ。3DSと99DSが売っている。
イグラム初登場。
最終回編(全19話)
いつも通り万引きをしようとした万引き小僧だが、99DSがなくなっていることに気付く。盗んだ犯人を捜そうとした矢先に鼻デカ男と再会するが…
最終回ということもあり普段のギャグっぽさは鳴りを潜め、全体的にシリアスな内容となっている。
万引き小僧が今まで万引きをしていた理由もここで明らかになる。
池川たこ夫「前から気になってたんだけどさ、お前の万引きする理由ってなんだ…?」
万引き小僧「後で、みんなの前で話してやるよ!!」
関連動画
1話~60話
最終回編
関連タグ
ひろしの日記…本作の2年後を描いた作品。本作のキャラクターも何人か登場している。