万引き(ドルン)
まんびき
うごメモ職人「ドルン」氏による一次創作漫画。2013年1月からうごくメモ帳(DSi版)でスタートした。
万引きネタとも呼ばれる。
主人公である万引き小僧(トップ絵の少年)が万引きを働いて逮捕されるというのが物語の基本的な構成。
最終回編を含めて79話ある(番外編を除く)。
後年、本作がYouTubeでアップロードされた際、概要欄にて作者(ドルン)が「ぶっちゃけつまらないです」と発言しており、半ば黒歴史扱いしている節がある。
万引き小僧
主人公。Tと書いてある帽子を被っているのが特徴。
好物はブロッコリーで、嫌いな物はにんじん。
様々なお店に行っては万引きを働き、逮捕されたら脱獄するという生活を毎度毎度繰り返している。
戦闘力は高めで、スーパー伊東の店員全員(神さん含む)をフルボッコにしたことがある。また、帽子をブーメラン代わりにして物を盗むという高度なテクニックも持っている。
幼い頃はイグラムと仲が良かった。
19話では夜の9時にコンビーニの外で寝ており、帰る家が無いことが判明。
最終回では過去が語られ、母親は彼が生まれてすぐに亡くなり、父親は彼が幼い頃に交通事故で亡くなり、家も失って独りぼっちだったという(発言から親戚等も居ない模様)。そのため全然教育させてもらっておらず、ブロッコリーやお金を知らなかった(彼が万引きを働いたのはそもそもお金を知らなかったため)。
その後、帰る家が無い彼は、店員達から誘われ、コンビーニで働くことになった。そして2年後の物語へ続く。
スーパー伊東
神さん
縦長の顔に大きく「神」と書かれたキャラ。初登場時はスーパー伊東の客であったが、その後の回でスーパー伊東に就職した。
地球の破壊を宣言したりAKBの曲を歌おうとして逮捕されたことがある。
万引き本編では普通に喋っていたが、最終回編とひろしの日記ではカタコトになった。
23話のみ何故か他のキャラと同じ顔のサイズになっていた(逮捕時は縦長のまま)。
たこ焼き屋
池川たこ夫
たこ焼き屋を営業している男性。額に「焼」と書かれており、赤いハチマキをしている。
お客さんが店に入ると「へいらっしゃい!今日は何にする?」と言う。
DSi版ひろしの日記では1年前の彼が登場しており、「日本一」と書かれた白いハチマキをしていた。また、本名もひろしの日記で明らかになった。
ゲーム屋
ゲーム屋店長
ゲーム屋の店長。2本の髪の毛と黒いキャップが特徴。
必殺技は「店長パンチ」。
58話ではイグラムを万引き小僧と勘違いして攻撃してしまった。この他、99DSで店のガラスを破壊するなど、失態を起こすことがある。
その他
鼻デカ男
その名の通り、鼻がデカい少年。自己紹介の際に自分の事をイケメンと自称するナルシスト。
「〇〇円用意し!!」と叫んで逮捕されることが多い。また、鏡を見て自分がイケメンじゃないことに気付いて飛び降り自殺をしようとしたこともある(その後の話では何故かナルシストに戻っているが)。
一時的に目デカ男、口デカ男共々万引き小僧の部下になったことがある。
最終回編では母親が病で倒れ、治療にかかる費用が出せずに絶望していた。しかし、イグラムによる策略で母親は帰らぬ人となってしまい、万引き小僧を逆恨みしてしまう。真実を知った後はイグラムを止めるために動く。
目デカ男
その名の通り、目がデカい少年。大きい目をしているのにもかかわらず、目薬が入らなかったという。
鼻デカ男の部下のような存在。
意外と女子にモテる様で、バレンタインデーには(鼻デカ男・口デカ男がチョコを義理チョコ1個すら貰えなかったのに対し)自身は大量のチョコを貰っていた。
続編「ひろしの日記」にも登場し、コンビーニでイロレンジャーの本を立ち読みをしていたが、店長(万引き小僧)に注意されビビった彼はコンビーニの壁を破壊するほどのスピードで逃げて行った。その後、店長(万引き小僧)に壁の修理代を請求された模様。
イグラム
万引き小僧の幼なじみ。Eと書いてある帽子を被っているのが特徴。本作のラスボス的存在。
初登場は58話で、ゲーム屋店長から勘違いで攻撃されてしまった。
最終回編では鼻デカ男の母を救う素振りを見せて命を奪い、その罪を万引き小僧に着せている。また、時限爆弾で街を爆破する計画を進めた(最終的に万引き小僧達に阻止された)。
その後逮捕されたが、釈放されたのか「ひろしの日記」にも登場している。
万引き小僧が狙うお店ごとにエピソードが分かれており、それぞれ大体10~20話程度ある。
なお、○○編というのは便宜上のタイトルである(最終回編を除く)。