プロフィール
概要
ジニュアール家に仕える老執事で、小柄な体格とカールした七三分けの髮型が特徴の男性。
ジニュアール家に大きな恩があるようで、残り短い人生を全て捧げよう思っている。
冒険の旅に出発した主が、帰宅した際には先代当主が遺した数々の記録が納められている書庫へ案内し彼の仲間と共に支えていく。
ベテランの執事だけあって料理も掃除も得意。
魔王との決戦では、屋敷に保存していた大量のキメラのつばさをアバン一行に提供し、ハドラー軍の戦いへの参戦を引き受ける人員確保に一役買う。
またカールの城から直々に依頼を受け、カール王家に伝わる聖剣と盾と鎧の仕上げを手伝い、アバンに装備させ地底魔城へ送り出した。
後方支援に優れているため戦闘は皆無かと思われたが、どうやら護身術も習得していたらしく自身に襲い掛かってきた怪物を軽くあしらうほどの戦闘力と身体能力を持つ。
装備
- レイピア
- 細い刀身を持つレイピア。ドリファンの体格に合わせて小型になっている。
- 絹のタキシード
- 高級なシルクを用いて製作された礼服。
人物関係
ジニュアール家
ジニュアール家の現当主。だがドリファンにとっては親の如くアバンが幼いころから面倒を見てきたためか、『ぼっちゃま』と呼んでいる。
- ジニュアール1世
先代当主である天才学者。アバンが死に別れた両親に替わってドリファンと共にアバンの成長を見守ってきたが、『勇者アバンと獄炎の魔王』が始まる数年前に他界した。
その他
アバンの仲間である大魔導士。アバンと共に魔王封印の策を調べる際は、ドリファンの料理を食べたことがあり、魔王封印の策から一年後にアバンのことを頼む際は「つまらぬものですが」と数日分の保存食を渡したが、その際に「あんたが作ってくれた食い物のなかでつまんねえもんなんか一つもなかったぜ」と返した。
カール王国の王女。彼女に頼まれてカール王家に伝わる秘宝の武具一式(聖剣、盾、鎧)をアバン専用の装備として鍛え直し、彼女と共に魔王軍との最終決戦に挑むアバンに届け、それ以降はアバンの率いる勇者パーティーに加勢した。