リキュール
りきゅうる
リキュールとは、蒸留酒に各種植物等を漬け込み、香りを移し糖類などの添加物により味付けを行った酒の一種である。
リキュール(liqueur)とは、主に蒸留酒から造られる酒の一種である。
概要
この酒は蒸留酒をベースとして作られる。蒸留酒に果実、ハーブそのほか植物素材及び動物材料をつけ込みエキス分を抽出させ、あるいはそれに糖分などの成分を加えたものである。
この酒は各国の税法の差により定義が異なる(糖分の分量やエキスの量により決定されたり、基準がばらばらである)ため、一概にどれがこの酒であるということは言えない。
歴史
もともとは「ワインにハーブやハチミツなどを添加したもの」をこういったらしいのであるが、蒸留ということがが開発された際、これに植物等の香りや風味、薬効などを移すことが行われたため、これが転じて概要のような定義になったとされる。
利用
この酒の利用法はそのまま飲む以外に、水や炭酸水などで割って飲む、カクテルのベースにする、香りを生かすため料理や菓子の材料にするなどの利用ができる。
また、この酒は薬として用いられた事例も存在する。
人名として
この名称は人名として使用されることがある。
などがあげられる。