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概要

キルシュヴァッサー(Kirschwasser)は蒸留酒の一種。

キルシュワッサー、キルシワッサー、キルシュなどと記されることもある。

種子ごと潰したさくらんぼを醗酵させ、6週間前後寝かせた後に蒸留した無色透明の蒸留酒の一種で、とくにドイツ・シュヴァルツヴァルト地方の名産品とされる。アルコール度数は40~45度。

ダークチェリーを漬け込むと、キルシュというリキュールになる。

ドイツ語でKirsch(キルシュ)はさくらんぼ、Wasser(ヴァッサー)は水を意味し、直訳で「さくらんぼの水」という意味。

これは貯蔵するときに樽ではなくガラス容器や磁器を使用するため、無色透明で水のような見た目をしていることに由来する。

主にリキュールの原料、カクテル、製菓用に使われ、代表的なものにドイツの伝統的なケーキ・シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテがある。

北部ドイツではストレートでも飲用され、ビールをチェイサーとして交互に呑む他、食後酒としても用いられる。

Xenosaga』におけるキルシュヴァッサー

CV:広橋涼(アニメ)

アルベドに付き従う、M.O.M.O.に似た無口褐色の肌で、腰まである長い銀髪をしているレアリエン。

個人名ではなく、M.O.M.O.開発のため、データ収集を目的に製造された観測用レアリエンの総称。

99体製造されており、モモが100体目にあたる。あくまでM.O.M.O.開発のため実験媒体のため、モモ完成後殆どのキルシュヴァッサーは棄てられていった。

アルベドからどんなに恐ろしい仕打ちを受けても寄り添う、その健気さに心打たれた人も多い。

エピソードIにおいてはある場面を除いて一言も喋らなかったが、アニメ版や『ゼノサーガI・II』では99体のうちの1体がシオンと交流を持つエピソードがあり、アルベドとの依存関係などのいきさつも新たに語られている。

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