バターン(アズールレーン)
ばたーん
ユニオン所属、インディペンデンス級のバターン、着任しました。
作戦参加メンバーをご検討のようでしたら……よければ私のこともご一考くださいっ!
完璧とまで行かなくても、任務の完遂ぐらいは問題ないはずです!
プロフィール
概要
ゲーム『アズールレーン』に登場するKAN-SEN(キャラクター)のひとり。
2019年7月31日~8月15日のイベント『開かれし紺碧の砂箱』のポイント累計報酬として実装された。
2024年1月現在では、演習ショップで戦果8,000ptとの交換で入手できる。ショップに来てくれるかはランダムなので、戦果を貯めつつ気長に待とう。
キャラクター像
容姿
ボブカットにした金髪に碧眼の持ち主。表情差分で見せてくれる満面の笑みがよく映える。
服装は白シャツ+赤いネクタイの上に黒いベストとトリコロールのジャケット(白い手袋もはめている)、下は白いショートパンツと黒タイツ。またベストの下にタイツと同じ色のような布地が見える。
『アズールレーン』の方向性に逆行するかのように(?)かっちり着込んでおり、肌の露出がほぼないという珍しいKAN-SENのひとりである。
性格
素直で気丈、優しいしっかり者。「きっちりと計画を立てて、地道にこなすこと」が一番好きな仕事の進め方と語る。
艦載機であるF6Fヘルキャットをわが子のように扱っており、ベッドに持ち込んで寝るのは当たり前、固有スキルにも発動条件にヘルキャットを指定してくるほどのお気に入りっぷり。
休みの日にはお気に入りのパジャマでぐっすり眠り、英気を養うことにしているという。
着せ替え
- ふわふわパジャマ
実装に合わせて追加。本人曰く一番のお気に入りらしい。
こちらではヘルキャット好きを体現したかのような猫の着ぐるみパジャマに猫型スリッパ、首元がよれよれのシャツという、普段のしっかりした性格と服装からはあまり想像できないゆるさを見せてくれる。
性能
スロット配分は戦闘機3/攻撃機3/対空砲1。
ほぼ全てのステータスが高水準でまとまった、軽空母のレアリティ詐欺枠。本人は謙遜しているが艦載機補正値が(スキル込み前提だが)両スロットとも全軽空母中トップである。
また高倍率、しかも陣営を選ばない空母へのサポートスキルを所有しており(後述)、空母・軽空母でメンバーに迷ったならとりあえず選んでおいて問題ないといえる。ただしフルに生かすなら旗艦ではなく僚艦に配置すること。
強いて難点を挙げるなら、対潜火力・対空砲火力がやや低いこと、戦闘機枠がヘルキャットで固定される都合上やや攻速が遅めになること...なのだが、前者は特化させない限りあまり気になるものではなく、後者も彼女はそこを軽空母トップクラスの装填(姉についで全体2位)でどうにかしている。なんじゃそりゃ。
どの編成にも入れられる柔軟性がウリであり、お迎えさえできれば(...といってもお迎えするにはショップの品ぞろえという運が絡むのだが)ずっと指揮官を支えてくれる強力なパートナーになるだろう。
スキル
- チャレンジキャット(攻撃)
自身が「F6Fヘルキャット」を装備している場合、戦闘機枠の兵装補正が10.0%(MAX30.0%)アップし、自身の航空攻撃時45%(MAX75%)でF6Fによる追加航空攻撃を行う |
このスキルの関係上、彼女の戦闘機枠は事実上F6Fヘルキャットで固定となる。なお空対地ロケットランチャーを搭載した「F6Fヘルキャット(HVAR搭載型)」はスキル対象外のため注意されたし。
- 航空サポート(支援)
僚艦として出撃した場合、戦闘中自身以外の味方軽空母・空母の装填が5.0%(MAX15.0%)、味方主力艦隊メンバーの対空が20.0(MAX50.0)アップ |
一応編成縛りが付くが、ラングレー改の「装填指揮・軽母」とほぼ同じスキル。自分自身には乗らない代わり、効果範囲が空母にまで広がるほか、主力への対空値バフがおまけでついてくる。
史実解説
モチーフになったのは、アメリカ海軍のインディペンデンス級航空母艦8番艦「バターン」(USS Bataan, CVL-29)。
1942年8月31日起工、1943年8月1日進水・同年11月17日就役。
名前の由来はフィリピン・ルソン島のバターン半島(当時フィリピンはアメリカ領であった)。より正確には、太平洋戦争初期にフィリピンに日本軍が侵攻した際、日本軍に投降したアメリカ軍・アメリカ領フィリピン軍の捕虜を収容所に無理に移動させた結果死傷者を多く出した事件、いわゆる「バターン死の行進」にちなむものである。
インディペンデンス級の常で元々はクリーブランド級軽巡洋艦として計画されており、起工直前で空母に設計変更されている。バターンの場合、そのままなら33番艦「バッファロー」となるはずだった。
インディペンデンス級空母は小型でありながら正規空母のエセックス級と同格の扱いを受け、最前線の激戦地を転戦することとなった。
バターンもその例外ではなく、太平洋戦争では1944年6月のマリアナ沖海戦、1945年4月の坊ノ岬沖海戦などに参加。
終戦後一時予備役入りした後復帰、朝鮮戦争に参加し航空支援を行った。
休戦後の1959年9月1日に除籍、1961年5月にスクラップとして売却された。
生涯で受けた従軍星章、いわゆるバトルスターの数は13個(太平洋戦争で6個、朝鮮戦争で7個)という、れっきとした武勲艦であった。
その名はワスプ級強襲揚陸艦の5番艦(LHD-5)に受け継がれており、こちらは今なお現役である。
関連イラスト
関連タグ
- インディペンデンス級のKAN-SEN